事実が食い違うのは、人の見方や価値観が違うから。それがわかれば、無駄に振り回されなくなります。

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

子ども達は些細なことで喧嘩になります。

「◯◯が叩いた」

「△△が〜をとった」

そんな苦情を言いにくる子がたくさんいます。

事実は人によって違う

お互いの言い分を聞くとそれぞれが悪かったことに気づき、

謝って仲直りをする・・・ということがほとんどです。

でも、中には

「絶対にやっていない」と自分の非を認めない子もいます。

周りで見ていても頑として「やってない」をいい張る子もいます。

でも、質問を変えると答えも変わるのです。

「もしかして、間違えてあたっちゃったってことはあった?」

「それならあった。」

・・・なんだ、結局叩いているじゃないか!

「ひょっとして、とったんじゃなくて触ったんじゃないの?」

「触ったときにちょっと動いたけど、とったんじゃない。」

・・・それをとったっていうんだよ!

手が当たったことや物が動かされたことに焦点を絞って訊くと、

それは事実として認めることができるのです。

そして、それについては「悪いと思う」と謝罪をすることもできるのです。

でも、自分が故意に相手にイヤな思いをさせたという事実は

認めることができないようです。

彼らにとって、認められる事実は

「相手を叩いてケガをさせた」ではなく、

「間違えて相手にぶつかり結果としてケガを負わせてしまった」なのです。

そのポイントさえ押さえれば、大体の子どもの喧嘩は

小さいうちに納めることができます。

困るのは大人同士の食い違い

それでも、子ども達は一定の事実を認めて謝り、

同じことはしないと誓う素直さがあります。

困るのは大人同士です。

大人の言い分が違うと、残念ながら打つ手はありません。

子どものように、言葉を変えると主張が変わる、ということはまずないでしょう。

大人にとっては、自分が見たことや受け取ったことが事実であり、

それ以外を認めると嘘をつくことになってしまいます。

だから、大人が一回「こうだ」と言うと、

そこから事実が変わることはほぼありません。

でも、この事実も実は当人の状態によってかなり左右されます。

まず第一に、「好意」があるかどうかで事実は変わります。

第二に、「当人にとっての重要度」に、事実の重さは左右されます。

第三に、(実はこれが一番厄介だと思うのですが)「信条」が判断を決定的にします。

なので、大人からの進言は本当に注意して聞かないと危ないです。

下手に同意すると、自分の意志とは関係なく、

「僕・私の言い分は◯◯も認めた事実である」になってしまうので・・・。

大人の食い違いの場合は、素人の場合、あまり突き詰めない方がいいと思っています。

それよりは、譲歩できるところだけ話をすり合わせ、

お互いの価値観が違うから仕方ないと諦めた方が無難です。

大人のプライドを傷つけても何も良い結果はでてきません。

それよりも、プライドを尊重しつつ、

ここは譲歩したぞと言ういい人心をくすぐった方が、

後々有効なことがあるのです。


「ものの見方や価値観が違うと事実も変わること」

「違う言い分の裏側にある心情を理解すること」

この二点を心に留めておくと、食い違いにより振り回されることも少なくなります。

読んでくださりありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん