子どもの見方3〜子どもの目で物事を見てみる〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

私たちには目が2つあります。

なぜ2つあるのか?

それは「複数の目で物事を見なさいよ。」

ってことかもしれません。

しかし、往々にして、

私個人の見方に偏ってしまいがちです。

同じ物事でも、

見方を変えると、違う姿が見えてくる、

そのことを忘れないようにしたいものです。

今日は、違う立場からの見方について書いていきます。

例えば、子どもの見方、子どもの目で見るとどうなるかということです。


ふだん、すぐに友だちに手を出してしまう子がいました。

人がいやがる行為をすることも度々あり、

友だちが自然にその子と距離を置くようになりました。

その子は、ますます他の人の声に耳を傾けず、

いやがる行為や暴力もエスカレートしていきました。

気づくとその子の周りから友だちは離れてしまいました。

教師は、その子に指導しました。

「友だちがいやがることをすると一人になっちゃうよ。」

他の子どもたちも言いました。

「◯◯はイヤだと言ってもやめてくれないから、もう一緒に遊びたくない。」

その子は、『人がいやがることをする子』、という目で見られるようになってしまったのです。

でも、ある日、その子がぽつりと言いました。

「こうすると、みんながおもしろいって

 言ってくれると思ったんだ。

 みんなと友だちになりたかっただけなんだ。」

大人や周囲の子どもたちは、

その子がすることを、『人がいやがる行為』と見ていたのですが、

その子から見ると、『人がおもしろがるだろう行為』だったのです。

そのことに気づいた時、

大人も周囲の子どもたちもその子に謝りました。

「ごめんなさい、あなたの気持ちに気がつきませんでした。」

もちろん、行為としては間違っていましたが、

気持ちは間違ったものではなかったのです。

仲よくなるには、こうすべきだ、という偏った見方が、

その子の「仲よくしたい」気持ちを見えなくさせていました。

その子の気持ちに気づいたら、

その子がしてきた行為は、ただの過ちになりました。


子どもは、その未熟さから、

自分の思いをうまく伝えられないことがあります。

先に書いた子のように、違って受け取られるような伝え方を、

してしまうこともあります。

だからこそ、子どもの目で物事を見ることで、

その子どもの気持ちに近づくことができると思います。

私個人の見方から離れて、子どもの見方で物事を見る。

その大切さを、一人の子どもに教えられました。
読んでくださりありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん