こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
ある教師が意外そうにこう言いました。
「今日、子どもたちを叱ったんです。
そうしたら、距離が近づいた気がしました。」
へえ。。。
子どもは
厳しい先生よりも優しい先生の方が、
叱る人より褒める人の方が、
好きなのかなあと思いがちです。
でも、私の若い頃は
子どもたちがこう言ってくれていました。
「先生が叱るのは私たちによくなってほしいからだ。」
って。
叱ることがいいことだと言いたいのではないのです。
相手を思っての言動は、
それが叱るという行為であっても、
子どもたちにはその思いが伝わるということが
言いたいのです。
そりゃあ、できれば叱らない方がいいし、
いいところを認め、褒めて伸ばせたらもっといいです。
だから、そう言われても、
叱るたびに自己嫌悪の気持ちでいっぱいになりました。
でも、
子どもも教師も人間である以上、
そんな絵に描いたように綺麗にはいかないこともあります。
そんな時でも、
相手への思いをしっかりと持っていれば、
相手のことを考えた言動であれば、
それを伝えることが、相手に響くことがあるのです。
私の経験上、
真剣に叱ったことで関係がこじれたことはありません。
だから、叱ることを恐れることはないのです。
もし、それが伝わらないのならば、
それは相手への思いが足りないだけ。
そちらの方を恐れた方がいいと思います。
子どもは見抜きますから。
読んでくださりありがとうございました。
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