正解は求めない、自分で作るセカンドキャリア

正解ってなんだろう?

クライアントさんからの相談で、正解を求めていると感じることがしばしばあります

その度に、何が正解かはわからないから

テストして探しましょう、と答えています

正解を求める人は多い。

手痛い失敗は、誰でも避けたいからね。

とはいえ、正解って、この世にあるのかしら?

確実に答えが出る公式や固有名詞などを除くと

正解はほとんどない、と思えます。

私も以前は正解を求めてばかりいました。

それに疑問を持ったのは、起業してからです。

正解を求めていた教員時代

何が正しくて、何が正しくないのか。

教員時代は、無意識にその判断をしていました。

どういうクラスはよくて、どういう子どもたちが望ましくて、どういう教師であればいいのか?

まさに、教師としての正解に、思考も行動もしばられていました。

だって、間違えると怒られるのですもの。

電話や連絡帳や面談で、責められるのですもの

そんなの怖くてイヤでした

学級や職員室を運営するには一定の基準が必要です。

私はそれを正義と呼んでいました

みんなにとっての正義、それがないと集団が崩れると信じていたからです。

それがあった方が、安心・安全は保てるし、

そういう場だからこそ、自分らしさを発揮できると思っていました。

今振り返ると、私は間違っていたのかなと不安になることもありますが、

その時は私は私がベストと思えることに力を注いでいたのです。

だけど、いつからか、正解だけではうまく進まないことにも気づきました。

正解には馴染まない子どもも大人も現れ始めました。

私自身も正解に疑問を感じるようになりました。

正解よりも納得解!

そう思うようになっていきました。

正解よりも納得解を探すことにした

正解よりも納得解。

これは、藤原和博先生の講演で聞いた言葉です。

正解のない問題に対して、仮説を立て試行錯誤しながら、皆で見出す納得できる解のこと。

最適解ともいうようです。

学校の世界でも、正解では解決できない問題が増えてきました。

子どもたちや家庭が抱える問題は個別具体であるし、

様々な価値観が混じり合った地域の中での問題や、

防犯、防災などの社会的な課題へどう対応していけばいいのかというのも

正解が1つに決められない問題です。

だから、何が今はベスト、いやベターなのか。

それを考えながら、実践し修正してより実態に沿うような

納得解を探していくという意識へと変えていきました。

そうしたら何が起こったか・・・

私の中に、働き方や生き方に対する問いが生まれてしまったのです。

私が本当にやりたいことはなんだろう?

人生後半、どんな生き方をしたいのだろう?

それは、今の働き方、生き方のままでいいのだろうか?

そうして納得できる解を探しているうちに

教員を退職し、個人事業主としてのセカンドキャリアを始めることになってしまいました。

正解はない、と知った自分ビジネス

自分ビジネスを始めたからといって、すぐに軌道に乗ったわけではありません。

ここでは割愛しますが、情けないくらいの低迷期間が結構な期間ありました。

「これなら喜ばれるだろう!」

「これは価値があるだろう!」

と私が思うことに力を入れていました。

「何を」すればいいのか?

「どのように」すればいいのか?

ここが全く分からなくて、

教えてくれる人を探していました。

だけど、言われた通りにやってもうまくいかないことが多く、

私はダメなんだなあとどんどん自信をなくしていきました。

そして、ある人に言われた言葉で目が覚めたんです。

「みこりん、正解はないよ。自分で考えて、試して、作るんだよ。」

ああ、そうだった。

正解じゃなくて、大事なのは納得解だったっけ・・・

そこから、自分で考えるためには

ビジネスに必要な基礎知識すらなかったことに気がつきました。

自分ビジネスをするために、

何を学ぶか、誰から学ぶか、やっと主体的に行動するようになりました。

この一言をもらわなかったら、

今でも誰かが教えてくれる正解を待っていたかもしれません。

そのくらい、大切な気づきをいただいた言葉でした。

正解は求めない、私のセカンドキャリアは自分で作る

自分ビジネスには「正解」はない。

やってみて、結果から判断して、必要な習性をして、さらにやってみる。

このくり返しが重要です。

正解はないけれど、正しい方法はあります。

世間一般の正解は役に立たないけれど、

私にとって必要な正解はあるのです。

それを行動しながら見つけていくのが自分ビジネスの姿勢です。

それらを見つけるためには。

「自分がどうしたいのか」

を突き詰めていくことが大切です。

このプロセスで、とても役に立ったのがコーチングでした。

私がコーチングを現在の仕事に選んだのは、

コーチのサポートと、

コーチングセッションを受けてくださったクライアントさんたちと、

コーチングを教えた経験によるものです。

私の今までの経験や実績を活かしながら、

私が理想としている

「誰もが自分の才能を生かし、夢を実現できる世界」を作るために

コーチングというツールが最適であると考えるようになったからです。

これが、今の私のセカンドキャリアの軸になっています。

つまり、私の正解は、私が見出したと言えるでしょう。

自分らしく働く、自分らしく生きる

それを実現させるためには、

自分の正解(納得解・最適解)を見つけることが欠かせません。

正解を求めていては気づけないのです。

これらの体験からも、

私は、自分の解を見つけたい人、自分の生き方を作りたい人のために

コーチングを伝えていくことが

使命の1つと思うようになりました。

現在は、信頼できる関係づくりや生き方づくりを、

コーチング講座を通して教えています。

自分らしく生きたいあなたにもご参加いただけると嬉しいです。

読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん