湯浅誠さんの講演を聞いて思ったこと〜行政パーソンから地域パーソンへ〜

先週、松戸市主催の地域共生をテーマにした講演会に参加しました。一番は、湯浅誠さんのご講演。湯浅さんのお話から、行政と地域住民の役割の違いと、それぞれの重要性を学びました。

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。

先週、松戸市主催の地域共生をテーマにした講演会に参加しました。

一番のめあては、湯浅誠さんのご講演。

湯浅さんのお話から、

行政と地域住民の役割の違いと、それぞれの重要性を学びました。

共に生きるとは?

湯浅さんご自身の思い出話から、

とても貴重な示唆をいただきました。

お兄さんが障害をお持ちで子どもの頃は車椅子で生活していたとのこと。

その頃の兄との問題が、

自分が野球をするときに車椅子に乗っている兄を

どうしたらいいのだろう、ということだったそうです。

初めは、監督として仲間に入れていたけれど、

それでは結局見ているだけで参加していることにならない。

そこでどうするかを仲間と話し合い、

新たなルールを決めたのだそうです。

それは、兄がバッターボックスに入る時は、

ピッチャーは3m前に出て下からボールを投げる、

それを兄が打ち、違う人が代わりに走る、

というもの。

これだと、試合に参加していることになり、

誰も嫌な思いをせず一緒に遊ぶことができたというものです。

「必要であれば、場は作ることができる」

それが地域での居場所作りにつながっていきます。

行政と地域住民との役割の違い

さらに、赤信号と黄色信号のお話もされました。

赤信号とは、もう行政機関やサービスに

頼らざるを得ない状態になっていること。

黄色信号とは、地域住民で気づいて、

支援できる状態のもの。

この黄色信号に気づかないまま、

多くの方が赤信号に突入してしまうとか・・・。

例えば、

仕事を失い、家族もいず地域で孤立してしまう人。

自己肯定感もどんどん下り、人に会うのも嫌になり、

引きこもる一方。

家の中のゴミを捨てるのも面倒になり、

気づいたら、地域では悪臭を漂わせるゴミ屋敷として、

疎まれてしまいます。

そうなると、それを救えるのは行政・・・ということになり赤信号。

しかし、孤立した時に、

地域での居場所があったり、声をかけ合う人がいたりしたら、

引きこもることもなく、地域で共に生きる道を

探すことができたかもしれません・・・これが黄色信号。

このように、行政と住民が、

それぞれ役割を持ち、関わることが

地域共生への道なのかと思いました。行政と地域住民とは

違う役割を持ち、それぞれに連携していくことが

大切なのではないかと思いました。

行政パーソンから地域パーソンへ

さて、私ですが、

昨年度までは、行政パーソンでした。

なので、気になる子どもや家庭は、

早めに情報を集め、

場合によっては関連機関に相談、

ということもありました。

しかし、行政サービスは、

個の問題や困り感に

フィットしないこともあり、

適切な支援へつなげるのが難しかったです。

そういう時に思ったのが、

隙間を埋める人や支援の手が

あればいいのに。。。ということでした。

これからは、地域パーソンとして、

逆に隙間を埋めるために必要なことを、

探していきたいと考えています。

今まで仕事ばかりで、

地域には全く関わりがありませんでした。

何ができるか?

地域パーソンとしての活動も、

視野に入れて共生社会作りのお手伝いを

していきたいと思います。

まとめ

講演会では、湯浅さんのお話以外にも、

市の団体の活動が報告されていました。

そういうのをのぞいてみるのも1つですね。

がんばってる人たちを応援することも。

(もちろんMさん始め行政の方も含めてですよ!)

読んでくださりありがとうございました!

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この記事を書いた人

みこりん