私が早期退職をしたことに対して、多くの方が「勇気がある」と言ってくださいました。
昔の私だったら、同じように思っただろうなあ。でも、そうじゃないんです。変わるために必要なのは、勇気ではなかったんです。
こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。
私が早期退職をしたことに対して、
多くの方が「勇気がある」と言ってくださいました。
私は勇気があるのか?
実は、勇気はそれほど必要ではなかったんです。
「勇気がある」と言ってくださった人の中には、
「自分も変わりたい」と思う方が少なからずいらっしゃると思います。
昔の私、変わりたくても変われませんでした。
よく言っていた口癖は次の3つ!!
「仕事辞めたい」「留学したい」「結婚したい」
でも、変われませんでした。
その時は、変わることが怖かったんです。
変わることへの怖れと気づき
私がずっと変われなかったのは怖かったからでした。
なので、その「怖さ」に向き合ってみました。
変わることのなにが怖かったのか?
①未知のこと、未経験のこと
知らないことに対して人は恐怖を抱きがちです。
②将来どうなるのか
変わらなければほぼ安泰、見通しもつきます。
③失敗それも大失敗
チャレンジに失敗はつきものとはいえ、人生がかかっていれば、失敗は避けたいと思ってしまいます。
もし変わらなかったら怖くないのか?
①冒険しなくていいから怖くない
同じこと、与えられたことをしていれば安心です。
②見通しが立つから怖くない
ある程度の仕事や待遇は見通せるので安心です。
③失敗しても守られているので怖くない
組織に守られているので安心です。
ということから、安定した組織に属していれば、安心と安全を得ることができます。
しかし…それでいいのか、私の人生!?
何をリスクと捉えるか?
「怖い」を基準に考えると、安心・安全・安定が一番!!
となりました。
でもそれでは、ワクワクが感じられませんでした。
それ以上に、変わらないでいることへの不安も
生まれてきたことに気づきました。
そこで、「リスク」を基準にしたらどうなるのかを考えてみました。
変わることで生まれるリスク
①今までの安定がなくなる
②教員の場合、同じ職につくことができない。もちろん手に入るだろう権利も得られない
変わらないことで生まれるリスク
①違う生き方、まだ活かせていない才能を試す機会がなくなる
②組織が作った仕組み、安定は、組織の方針が変われば得られなくなる
(確率は低いが。。。)
私にとって、何がリスクかと考えた時に、心が決まりました。
必要なのは勇気ではなかった
これでいいのか?と思ってから、
「怖さ」についてはある程度乗り越えることはできました。
だから、「リスク」を比べた時に、自分が進みたい道を選択することができました。
早期退職は、勇気ではなくて選択の結果なのです。
自分がどう生きたいのか、何を求めているのかを基にして、
1つずつ選択し、行動した結果、フリーという身になったのです。
怖さを乗り越えるのは、勇気がなくてもできます。
自分が本当はどうしたいと思っているのか、
その思いに向き合い、
自分にとって何がリスクかがわかれば、
そこから行動を変えることは、
それほど難しいことではありません。
私の場合、残りの人生をどう生きたいのかを
考えた時に、この道を選択することになりました。
ただし自分の選択の結果であるので、
誰かに責任をとってもらうわけにはいきません。
その覚悟は必要かと思います。
こうして変化を選んだ結果がどうなるのか?
ヒヤヒヤもあり、ワクワクもあり、
それでも何となく方向が見えてきたこの頃です。
読んでくださりありがとうございます