『ギフテッド』という才能〜才能の見つけ方 天才の育て方を読む〜

こんばんは

マナビツナグヒトのみこりんです。

夏休みに面白い本を読みました。

「才能の見つけ方 天才の育て方」
by石角友愛(文芸春秋)

完璧にタイトル買いでした。

なんたって、私のテーマは、

「人はみーんな天才!

 その才能を伸ばすための学びをつなぎたい!」

ですから・・・。
読んでみたら、

ちょっと私のテーマとは違ってました。

でも、実際に子ども達や保護者と関わってきた経験の中で、

「ああ!」と腑に落ちることが

いくつもありました。
この本は、

『ギフテッド・チルドレン』と言われる子ども達の

才能を伸ばそうとする教育について書かれた本です。

では『ギフテッド・チルドレン』とは???

まず『ギフテッド』とは、

「生まれつき授かった優れた才能を持つ個人」と

定義されています。

また、研究者であるモントリオール大学の

フランソワ・ガニエ博士教授は、

「未訓練かつ自発的に表に出る自然な能力のことを指し、

最低でも1つの分野で、同じ年齢の子ども達と比べ

上位10%に入る能力を持つ」と定義しています。

アメリカでは、このギフテッド教育は

かなり進んでいる様子です。

しかし、10人に1人と言われる『ギフテッド・チルドレン』

ではありますが、

突出した才能以外は平凡以下ということもあるようで、

その才能を見逃されてしまうと、ちょっと問題な子として

認知されてしまうことも多いそうです。

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才能を伸ばすためには環境が重要である!!

先ほど、『ギフテッド』は見逃されると書きました。

大きく捉えて、ここには2つの要因があるそうです。

1.貧困層、第一言語が英語ではない層(アメリカの場合)の要因

『ギフテッド』を見初めるのが親であることから、

家庭にその才能を認知し、発掘するだけの力があるかどうかが

1つ目の要因となってきます。

しかし、貧困層の親は教育レベルが低いこともあり、

また、そういった情報に触れる機会も少ないため、

我が子の才能を才能として見ることが困難です。

才能に気づいたとしても、

それを受け入れ、伸ばしていこうという意欲もない、

伸ばそうにも専門のプログラムを受けさせる経済的余裕がない、

という現状もあるそうです。

「発掘できない」「認めない」「伸ばせない」

そういう環境では、見逃されても仕方ありません。

2.社会的に受ける烙印(スティグマ)という要因

『ギフテッド・チルドレン』の特徴として

非同期的な成長が挙げられるのだそうです。

ある1分野では突出してはいるものの、

違う分野では平均以下の成長であるということも多い。

周りの大人や友人にどう思われているかによって、

受ける影響も大きいという研究結果もあるそうです。

だから、「ちょっと変わってる」「何か問題ある」

と思われた場合は、周囲に同調することで、

自分の優秀さを隠そうとするのです。

成績が悪くても人気がある方を選ぶ、

このその他大勢になろうとする文化は、

日本だけでなくアメリカにもあるということでした。

故に、『ギフテッド』を伸ばそうとするならば、

家庭や学校などのサポートや理解が重要であり、

本人の自己肯定感をも育てていく必要があるということです。

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この本の帯には、赤い文字で、

「親が気付かなければ、一生、普通の人!」と

書いてあります。

次の記事は、この「親」の関わりについて

書かれていることを紹介したいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。