こんばんは
マナビツナグヒトのみこりんです。
今日の読書は、20分間かかりました。
それほど、読みが止まらない〜
byローレンス・スタインバーグ
思春期に入った小学校の高学年児童も、
素直に言うことを聞きません。
「やめろ」と言っても「やっちゃいけないこと」をやる。
「考えろ」と言っても「考えずに」行動する。
15歳なんか、まさに思春期まっただ中です。
そういう時期の子ども達に
どんなアドバイスをすればいいのか?というのが、
今日の私の問いかけです。
特に、
*報酬系
*自己制御系
*対人系
これらを司る神経系統が敏感なんだそう。
加えて可塑性が高いのも特徴です。
つまり、柔軟なので、
よい環境のもと、よい刺激を与えると、
よい方向に伸びますよということです。
◯青少年期に無謀な行動が多いのは?
報酬系への感受性が高く、自己制御系はやや低いということが
大きな理由と言えます。
つまり、目先の楽しさにつられやすく、
それを我慢する力が弱いということ。
加えて対人系への感受性の高さが、
それに輪をかけます。
仲間の目があると、更に悪ノリを止められない・・・。
なので、
「自己制御系」を高めることが重要です。
感情、思考、行動をコントロールする力が高まれば、
学力も伸び、社会的な成功を手にする確率が
高くなるのです。
◯自己制御率を高める方法はあるの?
ここでは5つの方法が紹介されています。
*実行機能の強化
*マインドフルネスを高める
*エアロビクス運動
*集中力を伴う身体養生
*先延ばしに耐えられる訓練
具体的な方法を1つあげると、
「毎日学校に通うこと」
「決められた仕事や宿題をきちんとやること」
も効果があるそうです。
いやだなあと思うことも我慢し、やりきることで、
目先のことにつられず、
目的達成に向けて辛抱する力もつく、
ということのようです。
という読んだ結果から、
『青少年への最良のギフトは自己制御力』
というまとめを得ました。
この本、なかなか面白い。
事例や研究結果からの示唆が豊富です。
じっくり読みたいと思える本でした。
読んでくださってありがとうございました。