人材から人財へ 学校OJTの挑戦 〜伝わる通知表を書こう その4〜

伝わらない通知表もあります。なぜ伝わらないのでしょうか?また伝わるために日頃から何をすればよいのでしょうか?

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

今日も引き続き通知表のお話。

伝わらない通知表とは

子どもや保護者がもらっても嬉しくない、

ちっとも伝わらない通知表ってどんなものでしょう?

そう、若手に訊ねたら返ってきたのが、

・誰のかわからない事が書いてある

・具体なアドバイスがない

・変えようもない性格について書かれている

というものでした。

これらをまとめると、

「その子自身を認めていない」

通知表になるのではないかと思いました。

個人の成果や課題、様々な表情や活動の様子を

伝えるのが通知表ですから、

これではちっとも役目を果たしません。
なので、

その子を認め励まし、意欲につながる通知表にするために、

重要なのが「具体な事実」

ということになります。

教師はそれをもとに、

評価をつけ、所見を書くことが大事です。

事実をしっかり見取り記録しておくために、

役に立つ工夫を紹介します。

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事実を見取るための工夫

・行動する場面を設ける

教師から声をかけて、子ども行動する機会を作ることです。

〜な事やってくれる人いないかなあ・・・。

とさりげなく呟くとささっと行動する姿が見えます。

時々呟き、反応を拾っておくとよいです。

係が活躍する場や実行委員をつくるのも、

行動するきっかけ作りと見れば、

見方も変わるし、がんばった姿を認めることができます。
・よかったテストから姿を掘り起こす。

複数のテストの中で突出してよかったものがあれば、

そこにその子の学習の才能が見られます。

関心であったり、技能であったりそれぞれですが、

そこに注目してノートを確認したり、

発言の内容を思い出したりする。

できていることって、

興味が高いこともありますが、

本人にとっては難のないことということもあります。

それだけに気づいてないことも・・・。

教師の気づきが、その子の特徴や秀でている面を

その子自身に気づかせることもあります。
・1日一緒に行動して観察する

これはかなりの最終手段。

具体な事実が見つからないということは、

「見えていない」ことでもあります。

だから、「見る」状況に自分を追い込み、

目に映った様々な姿を拾っていくとよいです。

もちろん、つきまとうということではないですよ。

あくまでもその子の存在を意識し、

近くから、遠くから行動を観察するということです。

丸一日見ているといろんな気づきがあると思います。
これらはぜひ保護者にも試していただきたいと思います。

保護者との面談をして思うのは、

「この子はこう」という思いや望みが強く、

事実を見ていないのではないかな・・・

ということなのです。

子どもの才能は家庭でも発揮されるはずです。

ですから、

発揮できる場をさりげなく作ったり、

まっさらな目で様子をみたり、

特徴を掘り起こしたりということを

試してみてくださいね。

読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん