こんばんは
マナビツナグヒトのみこりんです。
昨日の続きです。
通知表に書かれていることをどう読み取るか?
2.それぞれの見方
学習の記録はこう見る
・まずは、評価の仕方を確認しましょう。
何段階か、規準はどのくらいか、
例えば、A(90%以上)、B(70〜89%)C(70%未満)
というような規準です。
それを確認したら、その規準に照らし合わせて
見ていくとよいと思います。
もし、テストがほぼ100点なのにB評価であれば、
テスト以外の要因にマイナスポイントがあると考えられます。
それを確認することで課題が見えることがあります。
逆に、テストは芳しくなくてもA評価ということも
たまにあります。
これも同じように要因を探すと、
意外な強みが発見できるかもしれません。
お子さんと、ワイワイ話しながら、
強みと弱みを見つけてその対処法を練るとよいと思います。
行動の記録はこう見る
・私としては学習よりもここが気になります。
観点のどこが好評価なのか?
そこに学校生活での姿が垣間見えると思います。
例えば、責任感に◯・・・これはどう見ますか?
自分の役割をきちんと行うことと定義すれば、
係活動や自主活動のがんばりが考えられます。
宿題や提出物もきちんと守れていれば
ここの評価は高いのでそういう点も知ることができます。
なので、観点の意味が書いてあればそれをきちんと読んで、
お子さんの姿を想像してみてください。
所見はこう読む
・数字にできない事を読み取るのがこの所見欄です。
私は、総合所見は、学習面と生活面の両方の成果を
まず伝えるように指導しています。
その成果は、根拠があることが条件です。
ですから、文章で書かれていることには、
教師が実感していることや裏付けがあること
と捉えてよいと思います。
もう1つ、芳しくない評価がある場合は、
その理由と対応についても書くようにしています。
あまり悪いことは書かない・・・のが暗黙の◯◯
になっていることもあります。
ですから、かなり遠回し的な言い方をすることが多いです。
それを見つけたら、要注意と考え、
親子で対策を考えることが大切です。
私は子ども時代、成績が悪く、
通知表を見せるのがとてもいやでした。
「もらってない」と見え透いた嘘をつき
こっぴどく怒られたこともあります。
なので、あげる気持ちも貰う気持ちも
想像することができます。
できれば、親子でお子さんのがんばりを認め、
成果・課題から、その子自身の強みや弱みを見つける
一助となればと思います。
次学期に向け、夏休み中になにをしようか・・・
そんな会話の中から見つかれば、
きっと有意義な夏休みとなると思います。
以上、ほとんど私の経験と思いから書きました。
わからないことは、お子さんにきくのが一番です。
それもわからなければ、担任の先生とお話できるとよいと思います。
長文読んでいただきありがとうございました。