こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
9月に国際まんが教育協会の
松田純先生・松田理恵先生をお呼びして、
3日間のキャリア教育を行いました。
これは、高学年児童に、
自分自身のよさに気づき、
心に持っている願いを行動につなげる力を育てたくて
計画した自校独自のプログラムの根幹をなす学習でした。
5年生は「夢をかなえる」
6年生は「なりたい自分になる」
その目的を持ち、
学習し、
学習したことを活かしながら、
3ヶ月間を過ごしてきました。
アンケート結果から思ったこと
3学期に入り、
5年生は最高学年、
6年生は卒業と中学校入学が視野に入ってきたところ。
今までの成長や課題を振り返るアンケートをとりました。
それを分析して2つのことに気づきました。
1つは、5年生です。
夢をかなえるための行動計画を作った彼らは、
「あと何が足りないか?」
の問いに対して、
とても具体的な考えを書いていました。
学習前のアンケートではぼんやりとしていたことが、
学び、行動したことで、
自分がやりたいと思うことが明確になったようです。
目標を持ち生活するエネルギーを感じました。
もう1つは、6年生です。
なりたい自分というのは、
自分の内面との対話から生まれるのでしょう。
同じ問いに対して返ってきた考えは、
〜〜なりたいという思いでした。
理想とする自分とのギャップを
客観視する力がついたことが感じられました。
思春期真っ只中の彼らは、
なかなか思いを外へと出すことがありません。
表面的には、ふざけたり騒いだりしていても、
内心は自分に自信を持てなかったり、
劣等感に悩んだりしているようでした。
それを〜〜なりたいという言葉で表せたことに
私は希望をも見ることができました。
きっと、彼らはなりたい自分になるための道を
一歩一歩歩んでいけると思います。
学校で行われているキャリア教育の多くは、
職業調べや体験活動が多いです。
自校独自プログラムは、
まんが教育+キャリア講演(ワーク含)で
構成しています。
そのねらいは、
「なりたい自分になること」
なのです。
5年生は夢(職業)に、
6年生は卒業に、目標をおいています。
そしてその先にあるのが「なりたい自分」なのです。
「なりたい自分」になるためには、
自分をよく知ることが大切です。
自分の願いや才能にあった行動をすることが大切です。
とはいえ、
実際にそのスキルを学校では教えてはくれません。
自校独自プログラムは、
そのキャリア教育へのチャレンジでもありました。
アンケートを見て、
着実に子供達が未来に向かって成長していることを
実感して嬉しくなりました。
これから・・・
1〜2月は
このプログラムの総仕上げを行います。
オーラスをどうするかは
実のところまだはっきりしていません。
子どもや先生たちの声を聞きながら
計画していきます。
オーラスの前に、
超尊敬する
慎泰俊さんをお迎えしての
キャリア講演も行います。
慎さんのオーラが彼らにどういう化学反応を起こしてくれるか、
とても楽しみにしているのです。
私も「なりたい自分になる」ための道の途中、
子どもたちと一緒に最後までこの学習に取り組みます。
読んでくださりありがとうございました。