「医者が教える食事術 最強の教科書」by牧田善二」テレビや新聞で気になっていたこの本を読みました。普段の食生活、ちょっと見直しが必要!目指すは食のマネジメント~~
こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。
「医者が教える食事術 最強の教科書」
by牧田善二(ダイヤモンド社)
テレビや新聞で気になっていたこの本を読みました。
レゾナンス・リーディングを使い、
私に必要な食生活のヒントを本書から読み取りました。
20万人以上のエビデンスを取り入れた食事法
著書の牧田善二先生は、糖尿病専門医であり医学博士である方。
実際に多数の患者の診察にあたりながら、
間違った食生活について、警鐘を鳴らしたのが本書です。
体調不良に悩む人の原因のほとんどが「血糖値」にあるそうです。
健康を維持するための最強の食事術を
生化学という人体のメカニズムに沿って
世界中の論文や著者自身の臨床経験から、
「血糖値のコントロール」の重要さと、
医学的に見た正しい食べ方や、
血糖値をコントロールする食事術などが
具体的事例を交えて書かれているので参考になります。
これをうまく取り入れ食のマネジメントを目指したいと思いました。
体の不調は血糖値が問題
体の不調には血糖値が原因となっているものが多いそうです。
ここでは、特に印象に残った3つのことを書いていきます。
1.怖い糖質中毒
糖質を摂ると血糖値が上がります。
この時、セロトニンやドーパミンといった脳内物質も分泌され、
一時的にハイな感情になります。
食品によっては、この変化が急激に起きるものがあります。
それが缶コーヒーなどの清涼飲料水です。
血糖値の急上昇を察知した体は
インスリンというホルモンを分泌し、
血糖値を下げようとします。
しかし、血糖値の効果はイライラや眠気などの
不快な症状をも引き起こしてしまいます。
だから、そのハイな状態を取り戻すために、
また糖質を取り入れようとする。
結果的にインスリンを分泌する膵臓の機能低下に繋がり、
糖尿病という病気の原因を作ることになってしまうのです。
2.肥満と糖質の関係
体内に取り入れられた糖質が肥満の原因となります。
これは過剰に摂取されエネルギーとして使い切れなかった
糖質が中性脂肪として体内に溜め込まれた結果
起きる状態です。
なので、肥満を抑えたい人は、
体内に入る糖質を制限することが重要と言えるのです。
3.老化と糖質の関係
老化にも糖質が関わってきます。
体内に取り込まれた
タンパク質や脂質がブドウ糖と結合すると
AGEという物質が作られます。
これが病気や老化を引き起こします。
例えば皮膚のコラーゲンにAGEが入り込むことで、
たるみやシワという現象が現れます。
加えて、AGEの発生により細胞に炎症を起こす
こともあります。
これらが動脈硬化やアルツハイマー病などの
原因となることもあるそうです。
糖質怖いって思いました。
取り入れてみたい工夫3つ
そこで、本書に乗っている食事術の中から、
私がすぐに始められるものを3つ選びました。
①海藻やキノコを積極的に食べる!
(やせる食事術)
海藻やキノコには食物繊維が豊富に含まれています。
これらを摂取することのメリットは、
*腸内細菌のバランスを整える
*免疫力をアップする
ということです。
②糖質は朝食で、サラダやヨーグルトの後に食べる
(1日のパフォーマンスを上げる食事術)
私は朝ごはんが大好きです。
その時に美味しいパンが食べたい、
本にはどうしてもパンが食べたければ朝、それもサラダ等の跡がいいと書いてありました。
こうすることで、血糖値の急な上昇を抑えるのだそうです。
効率的に仕事をする力も一緒につけたいと思います。
③酢やレモンを調味料がわりに使う
(老化を抑える食事術)
AGEを含んだ食品を食べるにしても
調理法を変えると摂取量が大幅に変わるのだそうです。
一番まずいのは、揚げる、次が焼く。
生か蒸す、茹でるがいいそうですが、
全てをそうするわけにはいきません。
その場合は、調味料としてお酢を使うといいのだそうです。
酢は抗酸化作用もあるということなので、
上手に取り入れていきたいと思います。
まとめ
話題になっているだけあって、
参考になることがたくさん書いてありました。
一気に食生活を変えることはできませんが、
できるところから徐々に変えていき、
生き生き100歳に向けて、
食のマネジメントをめざしたいと思います。
読んでくださりありがとうございました。
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