よくある教師の悩み、「子どもが話を聞いてくれません!」それは本当ですか?

教師の悩みの上位に上がるのが、「子どもが話を聞いてくれません」です。なぜ子どもが話を聞かないのか、考えたことはありますか?

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

教師の悩みの上位に上がるのが、「子どもが話を聞いてくれません」です。

なぜ子どもが話を聞かないのか、考えたことはありますか?

子どもは教師の話を聞くものだという神話

私が子どもの頃、ほとんどの子どもたちは、

「先生の話はきちんと聞かなくてはならない。」

という躾をされていました。

だから、

「話を聞かない」ことは悪いことでした。

先生からも親からも叱られるので、

「話を聞く」ことを守っていました。

「聞く」ことがきちんと「学習する」ことの

条件だったのです。

今でも、

「先生の話は聞かなければいけない」

と、いうお約束のようなものは残ってはいますが、

以前のような拘束力はありません。

そもそも、

「話を聞かなければいけない」ことに関して

子どもたちが納得できる理由があるかも怪しいです。

もちろん、理由があればきちんと聞くでしょうから、

先のような「聞いてくれないという悩みもなくなりますね。

つまり、

「先生の話を聞かなくてはいけない」というのは、

私世代の方々が信じ続けてきた神話であり、

今はそれが崩れつつあること、

聞くべき理由があるかを意識する必要がある

ということになります。

子どもが話を聞かない理由があります

聞くべき理由があるのだから、

聞かない理由というのも存在します。

「子どもが話を聞いてくれない」現状の中には、

話を聞かない理由もあると考えたほうがいいです。

私の経験からこの理由を考えました。

大きくわけて2つあります。

1つは、人間関係の問題

もう1つは伝え方の問題です。

1.人間関係という理由

耳に痛いことを申し上げますが、

子どもとの人間関係がうまく作れていないと、

「話を聞かない」という事象が起きてきます。

子どもの言葉で

「○○の話なんか聞きたくない。」

「どうせ、聞いても無駄だし・・・。」

ということが聞かれます。

話以前に、聞くことを拒否してしまっている状態です。

これは、聞くべき理由を伝えても、

伝わらないので厄介です。

そもそもの関係づくりから見直す必要があります。

2.伝え方という理由

伝え方の問題で多いのが、

①つまらない

②わからない

③聞こえない です。

これはそれぞれ対処の仕方があります。

①であれば、子どもの興味とひもづける等、

②であれば、ロジックに話す訓練をする等、

③であれば、話し方の訓練をする等です。

問題が何なのかを明らかにすると、

対処もしやすいと思います。

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この記事を書いた人

みこりん