約9ヶ月間にわたった、ビリーフリセット・カウンセリング講座での学びを振り返っています。この期間の変化のプロセスは、組織の一員としての教員だった私から、独立して何をしようかと試行錯誤を繰り返すセカンドキャリア構築のプロセスと重なります。
こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
No1ではベーシック講座受講までを書きました。
その続きを書いていきます。
ベーシックから続き、この期間の変化のプロセスは、
組織の一員としての教員だった私から、
独立して何をしようかと試行錯誤を繰り返す
セカンドキャリア構築のプロセスと重なります。
その2:アドバンスコース
*カウンセリングスキルを学ぶ
アドバンスコース、仲間が2人減りました。
ちょっと寂しさを感じながらのスタートです。
講座に入る前に、
プロコースの案内がありました。
今後、カウンセラーとして独立したい方は、
プロコースの学びがあるということ。
そのためには、通常の課題にプラスの課題があるということでした。
アドバンスは講義もありますが、
ワークの時間がより多く取られていました。
(主観かもしれませんが)
傾聴からビリーフを見立て、リセットワークをする。
あるいは、対立や葛藤を見出し、
エンプティチェアというワークをする。
このエンプティチェアというワークは、
ゲシュタルト療法の手法として活用されているワークだそうです。
講座の中で、
自分自身の頭と心と肚の声を聞くというワークがありました。
この時に、エンプティチェアを扱ったのですが、
それがとても驚きの体験でした。
3つの椅子にそれぞれ、
「頭」「心」「肚」と名付け、
その椅子に座ってそれら自身の声を聞くのです。
カウンセラーの問いかけで、
自分の中の頭と心と肚とが
それぞれ別人格として思いを語ることにびっくりしました。
自分でも、それぞれが全く違うことを話し、
違う感情を表現することに
本当に驚いた瞬間でした。
こういうワークのスキルも自主練を通して、
仲間と高め合っていきました。
*ビリーフ・ミッション・ビジョンを知る
アドバンスコースの講義は、
ビリーフに加え、スピリチュアル的なことや、
本来の自分のミッションやビジョンという、
とても壮大なところまで話が及びました。
なんとなく理解はしているのですが、
まだ自分の言葉では説明することが難しいです。
しかし、人の価値観が変わってきたことにより、
社会も大きく変化しているという流れは感じ取れました。
ピラミッド型の社会からネットワーク型の社会へ変わる中で、
個の存在を確立することが重要なことも理解できました。
これからは、自分がどういう社会を作っていきたいのか、
そこにおける自分のミッションとは何か、
何をめざして、どう行動するのか・・・。
と未来へ目を向けた講義では、
高揚感が湧いてくるのを覚えました。
一人ひとりが自分の輝きを生かせる社会、
それは、私がめざす社会でもあります。
その一人ひとりが本来の自分を取り戻すために、
ビリーフを解放し本来の力を手に入れるのです。
過去から未来へとつながったこの講義の感動は、
忘れることができません。
*自分を解放する
アドバンスコース期間中もせっせと自分探究を続けました。
ベーシック期に、大きなものを外してから、
自分の心の底の蓋が動きやすくなったようで、
中から色々な感情が吹き出すようになりました。
その中で私が手に負えないと思ったものがありました。
それは、喪失への恐れです。
これは、父を失ったときのことと関係があるのではないかと思い、
あやさんのセッションを受けることにしました。
セッションでは、
子ども時代の私と亡くなった父とが対話することで、
今まで封じ込めてきた感情や思いを吐き出すことができました。
私は亡くなった父がとても好きだったのです。
大きなお荷物を下ろしてからは、
その後次々に現れる、ビリーフの残党を、
仲間の力を借りて1つずつ外していきました。
最終講はビジョンをも見るワークを行いました。
そこで出てきたのは過去からの罪悪感、
未来へ向かうためには、過去を癒す必要があることを
身を以て気づくことができました。
*他者を見る目も変わる
講座でご一緒したお仲間の皆さんは、
それぞれがとても素敵な輝きを持った方達でした。
でも、私からは見えないところで、
悩みを抱えていたことが、だんだんとわかってきました。
ワークの中で、実際に扱った課題もあり、
それを解放する役割を担ったこともあります。
付き合えば付き合うほどに、
彼ら彼女たちの心の闇が、
どれだけ生きづらさを強いてきたのかということも知り、
それが新たな気づきによって癒されていく
そういう過程を共に体験してきました。
私は、今までも仕事の中で多くの相談を
受けてきました。
その時は、結果をどう導くかに注力し、
ジャッジはするものの、
相手自身の素晴らしさをありのままに見ることが
できていなかったと思います。
それがセッション練習の中で、
相手のことを受け止める、
そういう態度が育ってきたことを感じました。
加えて、
セッションをしながら自分も癒されていることに
気づきました。
誰にでもある本来の輝き、
それに触れる喜びもあると知りました。
講座受講後、これからの私
そして12月2日に全ての講座を終了しました。
大塚あやこさんから、
ビリーフリセット・アドバイザーの認定証も
いただくことができました。
そして、今後どうするのかの岐路に立ってもいます。
仲間の中には、
プロカウンセラーめざし、プロコースへ進む方がいますが、
もうここで学びを終えて違う世界にチャレンジするという方もいます。
ここで歩みを止めて、じっくり学びを味わってみるという選択をした方もいます。
で、私はどうするかです。
今の段階で決めていることが3つあります。
1つは、自分の今までの経験も生かしたサポート業を
スタートさせたいということです。
ティーチング、コーチング、カウンセリングの
3つの手法を学び身につけてきたので、
それらを統合した私なりのサポート業をしていきたいのです。
ただし、どこから手をつければいいのかとか
どうやって行にしていけばいいのかというのは、
まだ未知の領域なので、
手探りしながらの試行錯誤は続くでしょう。
もう1つは、私が学んだことを
何らかの方法で人にお伝えしたいということです。
これは、ビリーフリセットとして、このまま伝えるには、
もっと勉強して資格を取る必要があります。
だから、できる範囲の中でその概念を伝えることに
なると思います。
こうやってブログに書くこともその方向になります。
3つめは、自己探求を諦めないということです。
まだまだ自己肯定感は低いままだし、
自分好きとも自信があるとも言い切れません。
だけど、それは私のせいではないことを知ったので、
少しずつ邪魔をしているものを外して、
本来の自分を認められるようになりたいです。
受講前は「なんとかなる」と思っていましたが、
今願うのは、「なりたい自分になる」ことです。
まとめ
9ヶ月間の歩みを振り返ると、
結構変容したんだなあって我ながら驚きました。
確かに、こんなに自分出しができるとは
思ってもいなかったことです。
学んだことで、これからは
自分自身も、これから生きていくステージも変わるでしょう。
学びは無駄にはなりません。
それどころか、人生を変える力もありました。
これから、どう生きていくのか楽しみでもあります。
最後に、9ヶ月間真摯に教え導いてくださった、
大塚あやこさん。
どうもありがとうございました。
深く感謝申し上げます。
読んでくださりありがとうございました。
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