こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。
人は1つの口と、2つの耳を持っています。
それは、「話すことよりも聞くことの方が大切だからだよ」
と聞いたことがあります。
でも、伝えかたについては、意識して勉強するのに、
聞きかたを勉強する機会は少ないと感じます。
学校の勉強でも、作文やスピーチ、音読などは熱心に取り組むし、
宿題にもなるけれど、
人の話を聞くことは、あまり取り上げられていないと感じます。
つまり、話を聞く技術は、学校では教えてこなかった。。。
と言うことです。
せいぜい、「相手の目を見て聴きましょう」と言う程度。
これでは、なんのスキルにもなりませんね。
しかし、教員として、聞く技術の必要性は年々感じるところです。
だから、本を読んだり、講座に通ったり、
個人的に勉強をしてきました。
コーチングを学んだこともあります。
その時、「傾聴」の技術を知り、自主練や実践の中で、
身につけようと心がけてきました。
「傾聴」とは
相手主体の聞き方です。
聞き手は、相手の話を、相手の思いとして共感しながら、
受容する聞き方です。
その技術としては、
「相づち」「うなずき」「おうむ返し」などがあります。
聞き手は、自分の意見を述べることも、
助言をすることもせず、聞くことに徹するのです。
その結果、相手は、
「聞いてもらえた」
「わかってもらえた」
と感じ、気持ちが楽になるといいます。
私は、教員や保護者からの相談も多く、
「傾聴」的な聞き方を心がけているところです。
とはいえ、
我流でやっているため、
「傾聴」をしきれているとは言いがたいです。
ついつい、アドバイスや提案など、
望まれていないのに口を出してしまいがちなのです。
本来、聞くことは、相手の中の答えを引き出すことです。
それを知ってはいるものの、
気づくと教員根性がむくむくと頭をもたげ、
相手の意思より私の助言を優先してしまいがちなのです。
これでは「傾聴」とは言えません。
でも、相談の後の相手の様子を見ると、
助言がそれほど役に立っている様子はうかがえません。
それよりも、特に口をはさまず、
ふんふん聞いてるだけの方が、ありがたがられるように思えます。
何も言わなくても、勝手に自己解決しちゃう人もいるくらいです。
そんな様子からも、聞くに徹することの難しさはあるものの、
その重要さを実感するこの頃です。
口は1つ、されど耳は2つ。
この意味を改めて考え、聞くこと上手な人になりたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました!