フローレンス事業報告会に参加しました〜社会問題に小さな「解」を〜

認定NPO法人フローレンス(以下フローレンス)の

事業報告会に参加しました。

解決困難といわれる社会問題に、

丁寧に向き合い解決してきた団体さん。

代表の駒崎さんやスタッフ、利用者のお話を聞けた報告会は、

とても温かい雰囲気でした。

この報告会の様子から、フローレンスの活動を紹介します。

代表駒崎さんの話:小さな解を政策へ

フローレンスは、今年15周年なんだそうです。

代表の駒崎弘樹さんからは、

15年の軌跡も交えて、

フローレンスの活動や、

社会に与えたインパクトについてお話がありました。

設立のきっかけは、

駒崎さんが大学生の時、

ベビーシッターをしていたお母様から、

子どもが病気で仕事を休んだら

仕事を辞めなければならなくなった母親がいる、

という話を聞いたこと。

なんでそんなことがあるんだ?

と社会の不条理に驚いた駒崎さんは、

病児保育サービスを事業にしようと考えたそうです。

しかし、当時はそのような概念もなく、

保育界の大御所にも、

「自分が長年やってきてできなかったことをするというの?」

と驚かれたそうです。

それでも駒崎さんがそこでやり遂げたからこそ、

今があるのですね。

駒崎さんがフローレンスの事業で心がけていることが

3つあるそうです。

1つ目は、社会問題へ小さな解となる事業を創出すること

2つ目は、小さな解を政策や制度へとつなげること

3つ目は、事業者としてインフラを広げていくこと

その想いの通り、

フローレンスは、子育てに関する問題に対し、

数々の解を誰もが使えるモデルとして示しています。

前述の訪問型の病児保育。

これにひとり親支援も追加されます。

保育園待機児童問題については、

小規模保育という解を出します。

これも制度化され、自治体でも多くが取り組んでいます。

その他にも

医療ケアが必要な子どもたちへの保育や、母親支援事業、

赤ちゃん縁組、子ども宅食、

必要だったのに、誰も手が出せなかった問題にも、

次々と手を広げ、

新たな仕組みを作ってきました。

ゼロからイチを作る起業家の仕事は、

時には辛く、

毎日吐きながら仕事をしていたこともあったそうです。

心が折れそうになった、、、と

お話の中でも何回か出てきました。

本当に本当に大変だったのだと思います。

でもそれをありがたい、、、と心から思う人が

たくさんいる事業だからこそ、

寄付者、支援者、スタッフが、

フローレンスに誇りを持ち応援しているんだと

思いました。

子どもの問題に関しては、

よく吠えている駒崎さんですが、

この日の駒崎さんは、穏やかで、優しくて、

「支えてくれてありがとう」

となんどもおっしゃっていました。

こちらの方こそ「ありがとう」を言いたくて参加したのですが、

その姿に、またファン度が上がってしまいました。

スタッフ・利用者さんの話:温かい涙

スタッフさんと利用者さんからも

お話がありました。

スタッフさんからは、

フローレンスでの働きがいや、

子どもや母親とのふれあいを

感じました。

利用者さんは、2組登壇しました。

1組は、障害児保育アニーの利用者ということ。

お子さんが、重い障害をお持ちのご夫婦です。

アニーと出会う前は、家族が24時間つきっきり。

この子を大切に思ってくれる人が他にいるのか、

この子は本当に生まれてきてよかったのか、

そんなことも考えたそうです。

それが、アニーに入園し、保育を受け、

多くの人に愛される事ができた、

とその感動を話してくださいました。

親御さん自身も仕事を通じて社会とつながりをもてて

とても気持ちが前向きになったそうです。

もう1組は、赤ちゃん縁組で、

養子を迎えたご夫婦でした。

1歳のお子さんを抱いての登場。

笑顔で安心してパパに身を任せているお子さんを見るだけで、

とても愛されている事がわかります。

成長を見る事が何よりもの幸せと語る

ご夫婦にも心があったかくなりました。

涙をぬぐいながら

お話を聞く方が多く、

私もみなさんと同様、

温かい気持ちを分けていただけました。

認定NPO法人フローレンスの活動とは?

認定NPO法人フローレンスは、

どんな親子も笑顔で暮らせる社会を目指し、

子育てや保育に関する社会問題に、

事業を創出する事で、

解決への道筋を開いている団体です。

活動の幅はとても広いので、

団体サイトをご覧いただければと思います。

問題解決に際しては、

事業を興し、実践し、改善しながら、

それが政策や制度に結びつく事で、

全国に拡散して行くことを目指しているそうです。

概念がなかったものを新しく作り、

仕組み化にまで導く力に感動することばかりです。

病児保育、小規模保育、医療ケア児童への保育、子ども宅食、

フローレンスが切り開いてきたことは

今では子育てに欠かせないことばかりだと思います。

やっていることに首尾一貫性があり、

関わっている方が笑顔でいられることも、

とても素敵なことだなあと思っています。

その姿勢を少しでも応援したいと、

マンスリーサポータとして関わってきました。

これからも、

微力ながら支援することで、

社会問題への解決に関われたらと思います。

事業報告会では、温かいエネルギーを

たくさん分けていただきました。

 

寄付という仕組みは、社会を変えるために

とても大切なものだと思います。

その事が、どう役に立っているのか、

事業報告会はわかりやすく伝えてくれますし、

応援者であることが誇らしく思えるものでした。

参加する事ができてよかったです。

フローレンスのサイトはこちらからご覧ください。

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この記事を書いた人

みこりん