自信がない、そんなこと私にはできない、、、。
つい出てしまう口癖、
それを手放したら、もっと生きるのが楽になりました。
「できない」「自信がない」という口癖はあきらめる習慣を作る
「きゃ~そんなのできません!」て、昔はよく言ってました。
「できません」と言えば、無理なことは頼まれなかったし、
がんばらなくてよかったし。
面倒なことはしたくないから、「できない」と逃げてました。
だって、「できる」っていったら、
「できなくちゃマズい」でしょ?
自信だって、ちっともないし、
失敗することがわかってるから、だったらやらないほうがマシ。
失敗したら、できなかったら、
笑われるだろうし、
ダメなやつって格付けされちゃう。
でもあるとき気付いてしまいました。
私が「できない」と言っている間に、
同じくできなかったはずの人ができるようになっていること。
どんどん前に進んでいて、できる人になっていること。
「できない」の一言で行動をしないのは、
始める前からそのことを諦めていることと同じなんですね。
できない→あきらめる→進歩しない
その繰り返しを、知らず知らずのうちに作ってしまっていたんです。
そりゃあ、いつになってもできないし、
自信だってつかないよね。
そう、「できない」という口癖は、
やる前から行動をあきらめる習慣を作ってしまうのです。
「できない」のか「やりたくない」のか?
「できない」という時のことをよく考えてみると、
そこには2つの意味がありました。
1つは、「不可能」ということ。
もしかしたら可能かもしれないけど、
その時点では絶対に「不可能」と信じ込んでいることです。
もう1つは、「やりたくない」ということ。
できるとかできないとかは関係なく、
単にそのことに興味を持てない、やりたくない、そういうことです。
本当に不可能なこと(空を飛べとか、身長を10cm伸ばせとか)は仕方ないにしろ、
やってできないことはそれほどないです。
ものすごくがんばらないとできないことはあるけれど、
大概のことはやっているとできるものです。
やりたくないことにしても、
そう思う意味をよくよく考えていくと、
やってもいいと思えることもあるものです。
中には、やったら何かできるかもしれないのに、
やりたくないの一言で、その存在に気づけないこともあります。
また、できないと思うからやりたくない、という心理も働くことがあります。
だから、「やりたくない」と思うときは、
その中身をよく精査しないと、
やりもせずにあきらめる習慣を作ってしまいます。
教員時代、
「できない」「やりたくない」という子どもたちに
何百人も出会いました。
よくよく話を聞いていくと、
・やり方がわからない
・できなかったら恥ずかしい
・やることがめんどくさい
・できることに意味を感じない
そんな気持ちを持っていることがわかりました。
わお。私と全く同じではないか・・・。
でも、やり方がわかって、失敗しても笑われないとわかって、
やる過程を楽しいと思えるようになったら、
「できない」「やりたくない」が
「できた」へ変わった子がたくさんいました。
そうそう、
やってみると大概のことはできるものなのです。
はじめから「自信」なんかなくていい
私もよく「自信がない」といってしまいます。
「自信」よりも
きっとチャレンジする姿勢が大事だと思う。
よく言うじゃないですか。
「自信」はあとからついてくるって。
「自信」ができるまで待っていたら
いつになるかわからないしね。
だから、もう「できない」は言わない。
「できない」よりも「やってみる!」という口癖に変える
「できない」という諦め習慣を手放すために、
どうしようか考えました。
そして、まずは口癖を変えてみようと思いました。
「できない」・・・でも「やってみよう。」
「できる」とは言わない、「自信ある」も言わない。
ただ、「やってみよう!」
結果はどうなっても、とにかくやってみれば前に進む。
そうして、「やってみよう」を繰り返していたら、
行動することは怖くなくなりました。
相変わらず結果は気になるけど、
それよりも、「やってみた」ことを認めることにしました。
そうしたらとっても楽なんですね~。
「できない」って言って、
自分を縛っていたのが嘘みたいに楽なんですよ。
「できない」は諦める習慣を作るけど、
「やってみる」はチャレンジする習慣を作ります。
チャレンジするから、前に進むし、想定外のチャンスもやってきます。
だから、もう「できない」は言わない。
結果を案じる前に、チャレンジを楽しむ。
それが、私のセカンドキャリアだなって思えるようになったイマココ。
読んでくださり、ありがとうございました。