学校の先生は天職だったと思ってます。
なのに、定年まで勤めずに辞めて新しいことを始めました。
大好きな仕事をなぜ辞めたのか、聞かれることも多いのですが、
「先生を辞めても大丈夫」って思えた瞬間があったことを思い出しました。
学校の先生じゃなきゃダメなのか?
学校の先生の仕事が好きなのに天職なのに、
苦しくなったことがありました。
なんでこんなことをしないといけないの?と思う仕事もあったし、
子どもたちのためにこうしたいと思っても叶わなかったり、
様々な制限や不自由さに我慢できないこともありました。
だけど、私は学校の先生しかできないって思ってました。
学校を辞めたら、先生の仕事はできないし、
私は先生以外の仕事ができるか自信もなかったし。
学校の先生じゃなきゃダメと思い込んでいたときは、
それ以外の選択肢を見つけることができませんでした。
学校の先生を辞めても大丈夫と思えた時
だけど、ある時気がついちゃったんです。
そのきっかけは忘れてしまいましたが、
不意に降りてきたんです、その考えが、、、。
それは、
【私は、教えることが好きで、人の成長を見ることが嬉しいのだということ。
そしてそれは、学校以外でもできるんじゃないかっていうこと。】
今からすると、そんなの当然じゃん!
って思いますが、
当時の私にとっては、文字通り目からウロコが落ちるほど、
新鮮なアイデアだったんです。
学校にこだわらなくてもいいんだ。
それ以上に、
「いつでもどこでも誰でも学び、成長する場を作りたい!」
という気持ちがむくむくと湧いてきました。
その時ですよ、
学校の先生を辞めても大丈夫だって思えた時は。
私がやりたいことは、学校外でもできるのですもの。
学校の先生を辞めたけど今でも教える仕事をしています
そう思った時から、3~4年経って、
本当に学校を辞めてしまいました。
辞めたのに、なぜかフリーランスティーチャーとして、
学校で先生の仕事をしています。
非常勤として授業したり、
出前授業で呼ばれて行ったり、
学校の先生でいる時には考えられなかった関わり方をしています。
先生しかできない、
先生じゃなきゃダメ、
って思っていた時は、想像すらしなかったことが起きています。
よく、かなえたいこと、実現したいことは、
「方法は考えなくていい」と言います。
方法を考えていたら、今の私ではなかったでしょう。
それよりも、やりたいことや目の前に来たことを
夢中になってやっていたら、
今の私になってしまいました。
結果として、
【教えること、成長をサポートすること】が私の仕事になっています。
だから、方法や結果が見えなくても、
やりたいと思うことがあれば、
それをひたすらやってみるのも大事だと思います。
やってみないとどうなるかはわからない。
思い通りとは違うかもしれないけど、
なんとかなる、満足できる結果になるものです。
そんなことを、今日ある人と話していて思い出しました。
思い出させてくれた彼女に感謝です。
【教えること、成長をサポートすること】
この原点を忘れちゃいけません!
読んでくださり、ありがとうございました。