今週は始業式〜入学式。
年度始めの準備が2日間しかない中で迎えた1週間。
怒濤の日々でした。
年度始めはいつも時間との戦いです。
おそらくどの公立学校でもそうでしょう。
でも、その怒濤の日々の中で、
教師は学級の子ども達と向き合い、
1年間を共に学び、成長するための基盤を作ります。
勤務校は若い教師が担任を務めているため、
全て手探り状態で進めてきました。
教師も子ども達もお互いの様子を観察し、
微妙な距離を保ちつつ
学級での自分の活かし方を学んでいきます。
緊張していると気づかないけれど、
家に帰ったらぐったり〜の1週間だったと思います。
この間、
職員室は朝早くから夜遅くまで
電気が消えるときがありません。
教師達が頭をつき合わせ、
1日の予定を確認し、教材を選び、
お便りを作り、子ども達を迎える準備をします。
入学式も同じ週にあるため、
1年担任は入学式に備え、教室環境や式の流れ、
入学してからの学習計画など、
これもまた休む間もなく仕事をしていました。
私自身、
対応することがあまりにも多すぎて、
恥ずかしながらその日暮らし状態で
仕事をしていました。
一番しんどいのは、
やっぱり人間関係です。
子ども、教師、保護者、地域関係者、
学校に関係するあらゆる人達と関わるため、
相手を不快にしないよう、
接し方や言葉のかけ方に超気を遣いました。
学校は、結局、人が最大のリソースです。
子ども達が安心して学び成長する場にするためには、
保護者や地域の協力体制も必要ですし、
教師の意欲と努力が実を結ぶよう、
後方支援も大切なのです。
そんなこんなの怒濤の1週間。
学校の桜の花が唯一の癒しでした。
読んでいただきありがとうございました。