「哲学する子どもたち」by中島さおり〜教育が文化を作っている?いろんな違いにビックリ!〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

フランスの少子化対策がよいモデルとして、

日本でも注目を浴びています。

じゃあ、教育はどんなだろう?

と思っていたら面白い本を見つけました。

「哲学するこどもたち」by中島さおり(河出書房新社)

著者はフランス在住の翻訳家・エッセイストで、

二人のお子さんを育てているとのこと。

そのお子さんの教育を通して、

フランスの学校(特に中等教育)の特徴や日本との違い、

そしてそれを背景とした独特な文化について書かれたのが本書です。

違いにビックリ!!!

フランスの学校についての記述を読むと、

様々な違いがあってビックリします。

例を挙げると、

◯式典がない・・・入学式がなく、入学初日から授業が始まるそうです。

◯代理教員がいない・・・労働法で教員の権利が守られていて、自分の受け持ち以外のことはしなくていいらしい。だから、教員が病気や出産等で仕事を離れるときは、次の教員が決まるまで、不在の教室もあるのだとか・・・。

◯保護者が成績会議に参加する・・・生徒の成績を確定する会議に保護者代表が参加し意見を述べることがあるらしい。

◯留年や飛び級がある・・・成績が振るわない生徒は留年してもう1年勉強をやり直すこともある。反対に能力が高い子が1年飛ばして上の学年に入ることもある。これらを普通に受け止めているということにも驚きます。

◯高校入試がない・・・高校は、公立と私立があるらしいが、入試はなく中学の成績で決まるらしいです。

◯いじめ調停人がいる(場合がある)・・・フランスにもいじめはあり、生徒の相談に乗ったり、トラブルの仲裁に入ったりする調停人と呼ばれる人が在籍する学校もあるそうです。

こんなに違いがあるということは、そもそも教育に対する捉え方も違うのだなと思います。

どちらがいいとか言うのではなく、国民性は教育のあり方からも大きな影響を受けることを

読みながら実感しました。

 

哲学を学ぶ学校

フランスには「哲学」を学ぶ授業があるそうです。

「哲学」重視がフランスの大きな特色のようです。

「哲学」ナポレオン王政時代から行われており、

「自由に考える市民を養成する」ことがその目的だったということです。

実際に教えられている「哲学」とはというと、論述とテクスト説明から成っているようです。

【論述とは】哲学的な問いに対して、自分で仮説を立て論証していくこと

【テクスト説明とは】哲学者の書いた文章の抜粋に対し、論評するもの。

これらは、きちんと型がありそれに沿って進めていくらしい。

哲学的に考え、述べるという訓練が授業では行われていると思われます。

具体的にどう進めるかということにも作者は触れています。

⑴問題をリライト(書き換える)

⑵養護を定義する

⑶問題を提起する

⑷問題に対する複数の答えを見つけ、本論として展開する

⑸複数の論を突き詰め結論を引き出す(別の論を導くことが多いとか)

★哲学者の考えを時節の裏付けとして活用する

ざっくりこんな流れのようですが、

哲学的に考えたことのない私には、残念ながらよくわかりませんでした。


私はずっと日本の教育を受けて来たので、その影響が大きいです。

あまり論理的ではないのですが、道徳や集団生活も含め、

人間性と学力を同時に伸ばそうとする教育方式は素晴らしいと思います。

でも、フランスの、個人を尊重するという視点にも惹かれます。

「考える」ことは、独学では難しいので、学習することで身につくのなら、

その方法を学校教育でも示していくといいと思いました。

「へ〜」

「ほ〜」

「ええ〜っ」

読みながら目からウロコが何度も落ちた思いがしました。

たくさんのビックリどころがありました。

フランスの教育事情を知るにはオススメです。
読んでくださりありがとうございました。

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