こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
昨日、運動会が無事に終了しました。
自校の運動会は毎年9月末に行うことに
なっているのですが、
昨年も今年も、
雨に悩まされました。
9月の運動会は、
天候によるリスクが結構あります。
リスク1:台風
リスク2:秋雨
リスク3:熱中症
大きなものは上の3つだと思います。
以前は、夏休みが終わった後、
それぞれが目的を持って
運動会の練習・実施することを通して、
体力、根気、集団意識等を育て、
秋以降の学習活動へとつなげていく意義も
ありました。
できなかったことができるようになる、
自分の記録が伸びる、
勝つために、よりよい演技をするために、
集団で協力し全体の力を高めようとする、
そういう体験ができました。
でも、
環境や人々の価値観の変化、
教師集団の経験のアンバランスさ等、
以前の取り組みとは違うなと思うことも
増えました。
先に挙げた天候に関するリスクは、
環境の変化の最たるものです。
9月の残暑の厳しさ。
今年はそれほどでもなかったのですが、
30度以上の日が続くことも多く、
その中での練習は熱中症を危惧しながら、
適度な休息、水分補給への注意が必然です。
台風や、秋雨前線の影響も、
もろに受けます。
天気予報の進化もあり、
天候と校庭の様子を見ながら、
先生達は練習計画を調整し練習を進めています。
ちょっとでも晴れ間ができると、
それっとばかりに外に出て、
実際の位置や動きの確認をしています。
小学生、
特に低学年児童は、
体験を通して行動様式を身につけさせる指導が
必要なので、
この種目の時はこういう動き、
こういう場合はどうすればよい、
など実際の場で確認させていきます。
また、小学校は1年生から6年生までの
発達の差が大きいため、
全校生徒で行う、開閉会式や応援合戦、
全校種目は、
やはり実際の場で一緒に練習をした方が効果的なのです。
当日開催の可否も非常に悩むところです。
今年度は、雨と曇りの予報が出ていて、
いつどのように決定するのが、
最適かということをかなり考えました。
その根拠となるのが天気予報です。
配慮事項としては、
・保護者への連絡(休みが取れない方もいる)
・子ども達や教師の体調、意欲の保持
・前後のスケジュール
・途中の変更など万が一の時の対応
などがありました。
これを考慮しながら、
案を複数たて、一番リスクが少ない日程を
検討しました。
結果的には、
当日の朝ギリギリまで待って、
雨マークが消えないリスクを避けて、
1日遅れの開催という方針を選びました。
当日は午後から雨が降ったため、
1日ずらしての開催は正解だったと思います。
とはいえ、
執行部としては綱渡りの心境、
無事に終了するまでは気が抜けない運動会でも
ありました。
運動会は、
いつも以上にがんばる子ども達の姿が
見られました。
親御さん、地域の方々は、
子ども達の様子に注目し、
声援や拍手を送りながら、
一緒に運動会を楽しみ盛り上げてくださっていることも
感じました。
毎年毎年、
大変な思いをして開催しているのですが、
そういう姿に、
やってよかったという充実感を得ています。
とても疲れましたけど。
天候との戦いは来年度以降も課題です。
様々な教育課題と併せて、
今後は、運動会のあり方も変わっていくかもしれません。
読んでくださりありがとうございました。