若い教師たちへ〜教材研究に重要な4つの視点〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

教師にとって、教材研究は重要なプロセスです。

これを疎かにしてよい授業をすることはできません。

しかし、

日々の業務に追われ、それだけの余裕が取れないのが現状、

目の前の教科書を進めるのに精一杯な若い教師の

悩みを聞くこともあります。

教材研究とは

「教える内容について、知識・理解を深めたり、技能を向上させたりする作業」

と捉えることができます。

それは次の3方向から行うことが重要と言えるでしょう。

(1) 素材分析

素材や題材そのものを理解すること。自分の言葉で簡潔に説明できることが大切。

(2) 教材分析

教える材としてどう扱うか分析すること。ねらい、既習事項、指導すべき事、系統等。

(3) 指導法検討

どのように指導すればよい授業になるかを検討すること。実態把握や発問、板書等。

この中でも多くの人が力を割くのが、

(3)の指導法検討ではないかと思います。

実際に、指導法の議論は様々なされています。

しかし、ねらいや、素材そのものの価値を

どう自分に落とし込むかということを

議論する人は少ないようです。

確かに、地味な作業だし、

教科書を見ればわかった気になれますから。

実は、私が、授業研究会で配付される学習指導案で

一番真剣に読むのは、「教材観」です。

これを読むと、

教師がどれだけ、教材に対して向き合い、

子どもの今と未来についての願いを持っているかが

わかるのです。

そこで、やっと本題です。

教材研究を行うにあたり、

私は次の4つの視点が重要と考えています。

How :どのように:指導方法
Who: 誰が・誰に:実態把握
What :何を:題材・素材
Why :何のために:ねらい・目的

一番根っこに来るのは、ねらいであり授業の目的です。

ここからスタートすると、

残りの3つも自然に視野に入ってきます。

忙しい日々の授業、

毎時間は無理でも、

「この単元!」と決めて、

真剣に研究し授業に臨むと結果も変わるはずです。


自校でも、今年度最後の研修に、

「教材研究」を取り上げて

若手と一緒に学ぼうかと思っているところです。

読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん