小学5年生に「心の授業」をしたらどうなった・・・?〜やめ先の新たな挑戦〜

小学校5年生の子どもたちに、

「保健」を教えることになりました。

ちょうどこの時期のテーマが「心の発達と健康」。

あらおもしろい!

「心の授業」ができるなんて、

なんてラッキーなんでしょう!!

小学校5年生で学ぶ「心」の学習とは

「保健」は体育の授業の一部です。

5、6年生の学習指導要領(体育)には、こう書かれています。

内容G 保健

(1)心の健康について、課題を見つけ、その解決を目指した活動を通して、次の事項を身につけることができるよう指導する。

ア 心の発達及び不安や悩みへの対処について理解するとともに,簡単な対処をすること。

(ア) 心は,いろいろな生活経験を通して,年齢に伴って発達すること。

(イ) 心と体には,密接な関係があること。

(ウ) 不安や悩みへの対処には,大人や友達に相談する,仲間と遊ぶ,運動をするなどいろいろな方法があること。

イ 心の健康について,課題を見付け,その解決に向けて思考し判断するとともに,それらを表現すること。

これを3時間ほどかけて学習をします。

実際の内容は教科書があるので、教科書に沿って授業をしました。

主な流れとして、

1時間目は、心が発達するとはどういうことか。

2時間目は、心と体には関係があること。

3時間目は、思春期特有の悩みや不安。

についてを、自分たちの経験を踏まえて、学びました。

着任早々の授業で「はじめまして」だったので、

ユメカキ教育のワークの一部をちょっと取り入れ、

自分について知り表現する、というものも

取り入れました。

教科書、よくできているなあと思ったのですが、

心の仕組みや悩みへの対応など、

子どもにもわかるように説明されていました。

ビリーフリセットアドバイザーでもある私としては、

「ビリーフ」も話したかったところですが、

それは押さえて、

「心」に興味を持ってもらうことと、

「心を整える」ことの大切さをわかってもらうことを

目的に3時間がんばりました。

小学校5年生、「心の授業」の反応は?

ユメカキのワークの時はとても盛り上がったのですが、

授業になった途端に、

テンションが下がってしまいました。

これは、私の進め方が悪かったのかな、、、

と反省したところ、

気づいたのは、

「初対面の先生にいきなり心について知ろう」

という学びは、ハードルが高かったのかなって思いました。

大人にとっても、

自分の心は、なかなか扱いにくいものです。

なので、そのこともきちんと伝えた上で、

「この難しい学習をよくがんばっているね。」と、

彼らなりの取り組みを認めて進めるようにしました。

反応は、すごく乗ってくる子もいれば、

あまり反応がない子もいました。

でも、テストを採点していたら、

「初めて勉強して、心のことがわかった。」

「心の勉強がおもしろかった。」

「悩みへの対処など、勉強したことを生かしたい。」

「もっと強い心にするにはどうしたらいいのか知りたい。」

など、

「心」へ関心を持てた子がとても多くいて、

授業をやってよかったなあ、と嬉しい思いになりました。

「心」について学ぶのは、大人にも大切だと思う

私は、昨年1年間、

「ビリーフリセット・カウンセリング」について

結構がっつり学びました。

カウンセリング実践も交えての学びは、

私自身に対する見方や、

周囲のものの捉え方を変えてくれました。

それまでは、めっちゃ自己否定が強く、

「~べきである」という考えに囚われていました。

自分自身を掘って掘って、

色々なものがドロドロと出てきました。

その過程を経たおかげで、

まだ課題(ビリーフ)は残っているものの、

それに距離を持って接することができるようになり、

結果として穏やかな気持ちになれたと思っています。

だから、他の多くの方にも、

心の仕組みや自分のビリーフへの対応を

知っておくことは大事だなあって思うのです。

今はそれらについて、身近な方にしかお話していませんが、

色々な方々へ伝える活動も、

ゆくゆくは、やっていけるといいなと思っています。

このタイミングで、

子どもたちにそのことを伝えられたことは、

とてもよい体験になったと思います。

こういう機会をいただき、本当にありがたいです。

これも、フリーランスティーチャーの

新たな挑戦のようなものですね。

読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん