こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
アロマクリエイションが主催した「知識創造サミット2017」で、
藤原和博先生の講演を聴いてきました。
藤原先生は、リクルート社出身、都内初の民間人校長として、
数々の学校改革を行った方です。
現在も奈良県にある高校の校長先生として、
ガンガン学校を変えている真っ最中とのこと。
なぜ、今年のゲストが藤原先生だったのか、?でしたが、
お話をうかがい納得をしました。
つまりは、これからのAI時代を生き抜くための自分力を高めること、
100万人に一人のレアカード人材になることが、
2020に向け飛躍するために必要なのだということです。
藤原先生のお話から印象に残ったことを3つ書いていきます。
1.情報処理脳から情報編集脳へと変換せよ
今までの教育で培われて来たのが情報処理脳。
様々な情報を取り入れ、それをもと正解を導きだす脳力です。
受験をイメージすればわかると思いますが、
あるいみ、知識の詰め込み型教育といったところ。
しかし、これからの社会に生き抜くために必要な脳力は、
情報編集脳力だそうです。
これは、正解がない問題に対し、納得できる解を導きだす脳力。
新しいアイディアの創造や、臨機応変な対応に
役立つ力ではないかと思います。
正解は機械が簡単に出してくれます。
しかし、多くの人が納得する解は、
論理や人知を超えたものだったり、その時・場にそぐったものだったり、
ということもあるので、
ここで機械に差をつけることができるのではないかと思いました。
2.ブレインストーミングをしかける
情報編集力、言葉ではわかりましたが、
それを鍛えるためにどうすればいいのか?
藤原先生は、聴衆を前に問題を問いかけます。
それに対し、近くの人と意見を出し合うブレインストーミングをしかけるのです。
一人の知識やアイディアでは思いつかないことも、
3人よれば3種類の脳で作り出すことができるというのです。
そのコツが、
①人の意見を否定しない
②できるだけバカバカしいものから発表する
実際にやってみると、自分が思い込んでいたことが、
ぽろりとはがれるのを感じました。
一条高校では、スマホを使って生徒の意見を引き出すそうです。
それがどこでも当たり前になる時代が来るのです。きっと。
3.キャリアのかけ算で稀少性のある人になる
稼ぐ人になるために何よりも重要なのが、
「稀少性」。
同じ職業でも、この人でなければ・・・という突き抜けたものを持つと、
一気に時給が上がるということ。
誰でも同じでは、機械に取って代わられちゃうよ〜ってことかな。
この「稀少性(レアカード)」、身につける方法があるのです。
それはキャリアのかけ算をすること。
誰でも、10000時間使えば、100人に一人の
その道のプロになれます。
その1/100の分野を3つ作っていくことが、
1/10000(百万分の一)の人になる方法なのです。
その時に気をつけることは、
3つめのキャリアの軸をどこに置くかです。
できるだけ、1,2本目よりも遠くにしかけた方が、
キャリアの奥行きが出て、
より稀少性が高くなるということでした。
そこでまたブレインストーミング。
自分の3本目の軸は何になるのか???
この後の生き方がその軸にかかっているのです。
私の坂の上の坂はどこにあるのかな!?
その後の懇親会では、
藤原先生に単独インタビュー成功!!
その内容はまた後日ね。
読んでくださりありがとうございました。