教頭のお仕事〜発達障害と特別支援教育〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。

「発達障害」「特別支援教育」「合理的配慮」

この3つの言葉の意味をご存知の方は

多いのでしょうか、少ないのでしょうか?

少なくともお子さんをお持ちのお父さんお母さんには、

知っていていただきたい言葉です。

通常学級では、

集団で行われる生活と学習についていくのに

困難を生じる子どもは、

なんらかの発達障害を持っているのではと

目されます。

その子の特性によって、

様々な障害があるとされています。

ADHDや、多動、識字障害・・・

そう言われるものもありますが、

ざっくりと自閉症スペクトラムという言葉で

括られてしまうものもあります。

2016年に施行された

「障害者差別解消法」では、様々な特性を持った子どもたちへ、

その子の特性に応じた「合理的配慮」をするよう、

位置付けています。

合理的配慮とは、特性に応じて環境や方法を変えることです。

具体的にいうと、

弱視の子どもに拡大教科書を用意したり、

教室内の重要ポイントにわかりやすいマークをつけたりすることもそうです。

人の表情や言動から気持ちを推し量ることができない子どもに、

相手の行動に応じた行動様式を教えることなどもそうです。

それを行うためには、

客観的なデータや専門家の見立て、保護者と本人の同意も必要です。

私の仕事は、

そういう子どもの保護者と面談をして、

事実を伝え今後の方針を話し合うことです。

本来ならば、

すぐにでも専門機関につなげたいところですが、

保護者の理解が得られないことも多く、

子どもにとって必要な支援を与えられないことも

多々あります。

「特別支援教育」というものへの誤った認識が

壁となっている場合がほとんどです。

我が子に「障害児」とレッテルを張ることになるのではないか、

特別支援学級に行ったらバカにされるのではないか、

そんなことを口にする方もいらっしゃいます。

中には、うちの子はバカでもいいんです、

と事実の共有も相談も受け付けない方もいらっしゃいます。

この話を進めるのは、本当に難しいです。

子どもにとっては、自分にあった方法で、

きめ細かな指導をしてもらえるので、

学習や生活上の困難はかなり軽減されます。

困難から、学習意欲を失ったり自信を持てなかったり

する場合もあるので、

学校側としては、

その子に合った学習の機会を提案に加え、

なんども顔を合わせて相談することで

少しずつ特別支援教育への偏見を外す努力をしているところです。

凸凹があるのは皆同じ、

ただし凸凹の種類と度合いが違うだけ。

子どもたちが自分の凸凹にあった教育を受け、

個々に才能を発揮していくことを願ってやみません。

読んでくださりありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん