おはようございます
マナビツナグヒトのみこりんです。
「腸脳力読書会」なるものを始めたきっかけ、
それは自分自身の生活改善のためでした。
昨年から学校管理職となり、
想像以上の種類、量、責任を伴う業務に謀殺され、
干涸びたような日々を送っていた時、
たまたま見ていたテレビ番組で「菌活」をいう言葉を
知りました。
取材を受けていた「菌活」者は、
麹を自分で作ったり、ヨガ教室を開催したり、
結構進んだ取り組みをされていました。
そこまでは、できないけれど、
なにか腸に良い事をすれば、
こんな毎日でも健康を害さずにいられるんじゃないかって思い、
図書館、書店で「腸」「菌」をキーワードに本を探し、
読みました。
読みながら、手軽に取り入れられる事があることを知り、
興味があること、できること、から
腸活を始めました。
たくさんの本を1人で読むのはもったいないので、
カフェで一緒に読もう!と友達を誘い、
なんとなくこの読書会が始まりました。
専門家でも研究家でもない私ですが、
その過程で多くの腸に関する本を読みました。
「脳」との関わりにも関心を持ち、
「脳力開発」も一緒に加えた読書会を行ったのが、
「腸脳力読書会」となったものです。
困ったことにお仕事は益々増えるばかりで、
働き方の改善にはなりません。
読書会を継続するのも大変で思うようにすすみません。
でも、こんな状態でありながら、
仕事はそこそこ順調で、
お休みも充実していて、
ちっとも病気になりません。
ヤバい・・・という時は
腸と脳から届く信号をカラダが気づいて
ケアできています。
始めてから1年が経ち、
日本のお母さんの食を大切に伝えようとしている友達と、
お食事付きの読書会をすることになりました。
お家から飛び出しての冒険です。
きっと私も天才のたまごです。
今回一緒に読める方たちの役に立つ読書にしたいです。
では、今まで読んだ本の中から、
何冊かをピックアップして紹介します。
気になる方は、この続きもどうぞ。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
「腸内革命」by藤田紘一郎
(海竜社)
「腸内フローラ」by藤田紘一郎
(宝島社)
*2冊とも東京医科歯科大名誉教授の藤田先生の著書です。
藤田先生は、寄生虫や感染免疫学を研究されており、
腸内環境を健全に保つことの重要性や、腸内細菌が果たす
役割について、多方面からアプローチした本を多く著されて
いらっしゃいます。
この2冊は、私が「菌活」を始めるに当たって、
基礎的なことを学ぶことに役立てた本です。
「一生医者いらずの菌活の始めかた」
by辨野義巳(マイナビ)
*著者の辨野先生は、40年以上にわたり、腸内細菌学・
微生物分類学の研究をされている方です。
本書は、菌活を始めるに当たって、摂取する菌によって
期待される効果が違うことを知ることができます。
私はこの本から、自分に合うヨーグルトを探し、
現在に至っています。
「腸をキレイにしたらたった3週間で体の不調がみるみる改善されて40年来の便秘にサヨナラできました!」
by松本明子・監修:小林弘幸(アスコム)
*書店でもよく見かけるのはこちらの本ではないでしょうか?
タレントの松本明子さんの実体験と豊富な写真が
とてもとてもインパクトがあり「始めるぞ!」という
気持ちにさせてくれる本(ガイドかな?)だと思います。
実は、監修者の小林先生は便秘外来を開設されている方で、
自律神経に関する研究者でもあるので、
先生のアドバイスに私は惹き付けられて読みました。
「自分でできる腸内フローラ改善法 おなかの調子がよくなる本」
by福田真嗣(KKベストセラーズ)
*若き腸内環境研究者、と帯には書かれています。
最後の方は自分の研究について書いていますが、
そこまでは腸内フローラと細菌の関係や、
腸内環境をよくするための食生活などが
コンパクトにまとまっていて読みやすいです。
「おしゃべりな腸」byジュリア・エンダース
(サンマーク出版)
*腸を知れば、自分自身を知ることができる。
そんなアプローチから書かれた本ですが、
著者はドイツの研究家です。
ドイツの人も腸内フローラについて研究しているんだ、
と単純な動機で読んだ本です。
日本人の習慣とは若干違うのですが、
海外の方の「腸とのつき合いかた」を知る上で
興味深く読んだ本です。
以上、私見で選んだ本ですので、
さらにさらに興味を持たれたら書店や図書館で
自分に合う本を探してみてくださいね。