きっかけは何だったんですか?教員辞めるという選択〜50代からのセカンドキャリア

今日、ある先生との話題になったこと、

「きっかけは何だったんですか?」

何のきっかけ?

そう、教員を辞めるという選択、でした。

“あれ”がきっかけだったのか?

その話題が出てきたのは、

約10年前の出向経験でした。

その方も行政出向経験者、

だから、そんな話題になりました。

そして、急に言われた言葉、

「それがきっかけだったんですか?」。

私が出向したのは、

行政といっても国が管轄する独法で、

社会教育の機関でした。

独立行政法人「国立女性教育会館」というのが、

その出向先です。

ここで、男女共同参画に関する教育事業に

携わっていました。

その間、学校とはほとんど縁がなく、

教員としての知識やスキルは必要とされず、

その機関の目的達成のために仕事をしていました。

だから、学校では知り得なかった世界を知り、

出会えなかった人に会えた、

そういう意味ではとても大きな体験でした。

ただ、それが教員を辞めるきっかけかというと、

そうではないんですよね。

確かに、そこで情報を集めている時に、

勝間和代さんのことを知って、

出向期間の最終日に、

講座を受けに行って、

そこから勝間塾へ入った・・・という点では、

きっかけの一つとも言えるかもしれません。

しかし、

そこで仕事をしている時に実感したのは、

教育の重要性、

特に、学校教育がどれだけの影響を持っているのか、

ということでした。

だから、帰ったら管理職になって、

理想の学校を作りたい、、、

そういう思いの方が強かったんです。

だから、その時は学校を辞めるという選択は、

皆無でした。

きっかけは1つじゃないし、ひょっとしたらなかったかもしれない

よくきっかけを聞かれるので困っちゃうんです。

「これ」というものはなくて、

あれやこれが重なって、

そういうタイミングが来たから、

その通りに行動したらこうなった。

としか言いようがないのでね。

でも、

多くの方にとっては私がとった行動は、

理解しがたいことだったらしく、

「きっかけ」や「理由」を問われます。

それがあれば、その行動も納得できる、

そういう思いがどこかしらにあるのかもしれません。

1年8ヶ月経った今も、

時々「なんで?」ときかれます。

私としては、

「そういう流れだったんです」でいいのですけどね。

なので、きっかけを答えるとしたら、

複数の要因があります、といくつか関連していることを

お答えしています。

「きっかけは、1つじゃじゃなくて複合的なんですよ。」

もしくは、

「特にきっかけはなくて、流れに乗ったらこうなったんですよ。」

どっちでもいいんですけど。

きっかけも答えも結局は自分の中にある

外から変わるきっかけが来るのか?

どうなんでしょうね。

災害や事故や、自分ではどうしようもないことで、

変化せざるを得ない方は別として。

自らを変えることは、きっかけありきなのかな?

私だけではなく、

周りの仲間などを見ているとそうではないように思います。

目の前のことをやり続けていくうちに変わっていた、

自然にその流れが来た、

そういう方の話を聞いていると、

結局のところ、きっかけや答えは

自分の内側にしかないのだと思います。

内側にあるコンパスの針が示す方向へ、

動いていったら、

こっちの島まで来ちゃったよって感じ。

だから、変わりたいと思うなら、

外にきっかけを探すのではなく、

心の中のコンパスを見つけることが大事。

そう思います。

もし、なんかあるぞって気づいちゃった人、

目をそらさずに、

そのコンパスをしっかり見てくださいね。

自然にその時は訪れますから。

1人で見るのが恐ければ、

人に手伝ってもらったっていいんですよ。

私でよければお手伝いもしますから。

 

読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん