学校教育にコーチングを取り入れたらいいのに、、、
って私は思っているのですが、
なんと、オランダではすでにコーチングを
教育のベースに取り入れているらしい・・。
体験と省察から学ぶオランダの教育とは?
Yahoo!ニュースの1月29日号に
「教育にコーチングが根付いている国の子どもは幸福度が高い?」
というタイトルの記事がありました。
元々は、ベネッセの教育情報サイトで公開された記事ということ。
でも、読んでいくと、今まさに必要なことが
書いてあると思いました。
オランダの学校では、授業の折々に、先生から質問が投げかけられます。
「ここまでやってみてどう思った?」「どんなことに気がついた?」「何がわかった?」
これらの問いに対して、先生が「答え」を持っているわけではありません。
純粋に、子どもたちの考えを促す質問です。どんな答えが返ってきても、先生はまず受けとめます。
日本の教育は、どちらかというと正解を導き出す教育が
まだ主流であると思います。
つまり、教師側が質問に対する答えをある程度持っているということです。
それに対し、オランダの教師は答えを持たない。
質問とは、正解を導くためのものではなく、
生徒に考えさせるものであるという。
これはコーチングにおける質問のスキルと目的が同じです。
質問によって導きたいのは、相手の中にあるゴールへ近づくヒント。
だからコーチは答えを持っていません。
じっくり話を聞き、一緒にゴールを探すために
質問をするのです。
最後に必ず、この学びの体験を次に活かす質問がなされます。
「次はどうする?」「次、やる時は、もっとどうしたらいいと思う?」
これらの問いによって、今回の体験をふりかえり、次の機会に活かそうという気づきが生まれます。これを省察と言います。
日本の授業でも、最後の振り返り、まとめは行います。
そのうちの多くは、その時間で完結するのですが、
次の活動へつながる気づきを引き出すこともあります。
そういう点では、省察に似たことも行われています。
オランダの教育に見られる、
自ら考え実行し、そのことを振り返って次に活かすプロセスは、
コーチングの手法に似ています。
その良さとして、
「自己肯定感を高める」ことを挙げています。
そのことが幸福感の高さにもつながるのでしょうね。
学習の過程にコーチングを取り入れることは、
理にかなっている、、、
それ以上に、学び手が主人公な教育ができるんじゃないかなって
ワクワクしてしまいました。
Yahoo!ニュースの記事はこちらです。
相手の主体性を尊重することでやる気を引き出すのがコーチング
コーチングの原則は
「相手の中に答えがある」ことです。
そのため、コーチは答えを持たないし、アドバイスも指示もしないんです。
その代わり、話を聞き、質問や承認、フィードバックなどのスキルを使って、
クライアントが、自分の中にある答えに気づけるよう、
サポートします。
クライアントは、最初はモヤモヤの中にいて、
方角すらわからない、、、ということがよくあります。
でも、質問に答えようと、一生懸命考えを整理し、
言葉にしていくと、
ふと答えに気づけるんです。
これは、本当に不思議な体験なんですけど、
クライアントさんがよくおっしゃるんですよ。
「急に思いついたんです。」
「考えてもいなかったことがおりてきたんですす」
そして、気づいた後に
「これならできます、すぐにやります」
と、行動に移せる方も多いんですよ。
これは、自ら決めたことなので、
がんばらなくてもやる気が出るってことなんです。
私が今、苦手な部屋の片付けに取り組めているのも、
コーチングの成果なんですよ、、、
って話がずれました。
だから先生のためのコーチング講座を作りました
コーチングのアプローチを使うと、
相手のやる気を引き出すことができます。
相手に大事なことを考えてもらうこともできます。
答えはあげないけど、
答えを引き出せる、それがコーチングのよさです。
だから、学校教育でもコーチングを使えるようになるといい、
そう思って、先生のためのコーチング講座を作りました。
今まで、10回開催することができました。
新型コロナウイルス問題の影響もあり、
3月後半からはオンライン講座に切り替えています。
多くの先生に届けたいと願っているのですが、
まだまだほんの一握りの方にしか届けられず、
自分の力不足を感じています。
学校の先生にもコーチングプロジェクト、
先生自身もコーチングを受けると
そのよさをわかってもらえると信じて、
諦めずに続けます。
詳しくはこちらもご覧くださいね。
読んでくださり、ありがとうございました。