わかりやすく話すコツ、何かありますか?

話がわかりやすい、と言われてびっくりしました。

一応教師生活約30年、退職してからも学校で教えてたりして、

常に教えるということに関わってきました。

だから、5歳から70歳までわかりやすく伝えることができる自負はあったんだけどね。

それでもそう言われてびっくりしましたよ。

話がわかりやすいとコーチに言われてびっくりした

教師生活約30年、人に教えることが仕事だった私にとって、

「わからない」「わかりづらい」はNGワードです。

先ほど5歳から70歳と書きましたけど

ここにもちゃんと根拠があるのです。

小学校に入学する前の子どもたちのことを

就学前児童といい、行事や健康診断などで

関わることもあったんですよ。

その子たちにもわかりやすく伝えることを考え、実行していたから

5歳児でも大丈夫っていうことです。

地域の高齢者とも授業で関わることがよくありました。

ゲストとして話していただく時には、

きちんと目的を伝え何をして欲しいのかを打ち合わせする必要もありました。

教頭になってからは、地域の重鎮との関係づくりも必須です。

仲良くするには、お話をすることがいちばんです。

そんなこんなで、70歳以上の方とも話せる自信があります。

わかりづらい、、そんな伝え方は絶対にやっちゃいけないことだったんです。

だけど、それは仕事での話ですよ。

まさかコーチングセッションで、

自分がクライアントとして話しているのに、

コーチに言われちゃったんですよ。

「言いたいことをわかりやすくまとめてくださるんですね」って。

びっくりしすぎて笑いました~~

確かに私、クライアントなのに、

コーチに対していろいろ話した後に、

話したことをまとめると。。。ってまとめてましたわ。

無意識にそういうのをやっちゃうようです。

本当にビックリしました。

わかりやすく話すコツ、無意識にやっていたこと3つ

せっかくコーチから教えてもらったので

私が無意識にやっている、わかりやすく伝わるコツを3つ書こうと思います。

わかりやすく話すコツ①順序

まずは順序です。

順番に話す癖がついています。

この順番は2つありまして、

1つは時系列の順番です。

はじめに~~

次に~~

最後に~~

こんな感じです。

子どもたちの話を聞いているとぐちゃぐちゃになることが多いので、

「じゃああったことを順番にまとめよう」と言って、

話していたのがそのまんま残っているようです。

だから順序がわからない人の話は微妙に気持ちが悪いです。

もう1つは、優先順位です。

いろいろあったけれども優先順位でいうと、

一番は~~

二番は~~

という感じです。

あれもこれもやらなきゃあかん~~という状況に追い込まれることが多かったので、

自然に順番決めて取りかかるという癖が話し方にも関係しているようです。

レクを決める多数決も、ある意味これですね。

わかりやすく話すコツ②かたまり

次にかたまり、というものがあります。

私はとっ散らかった状態が苦手なんです。

綺麗好き、、というのではなくて、

ごちゃごちゃだと自分が把握できないのです。

だからそういう時によくやるのが、

かたまりで分けることです。

共通点を探してわける、

わけたかたまりの特性を一言でまとめる、

ということを自然にやっています。

例えば、セッションでコーチに言われた時は、

自分の悩みとか、課題とかを吐き出すように話していたんですよ。

話しながら、とっ散らかった話題を、

課題①がこれ、課題②がこれ、というようにまとめていったんですね。

普通のクライアントさんはそんなことしないと言われ、

あれそうだったっけ?と思った次第です。

でも、とっ散らかってるとわけがわからなくて気持ちが悪いんですよ。

わかりやすく話すコツ③例え話

もう1つが例え話です。

子どもたちに話す時は、

低学年になればなるほど、具体的な話をしていきます。

その時に、彼らが理解できる言葉を使って例え話をすると

抽象的なことや、自分たちとは距離のあることでも

理解できるようになります。

だから、相手がわかるような具体例をいつも頭の中で探しています。

時々、例え話を考えすぎて、

本題からずれちゃったり、

例え話の方が記憶に残ったりしていて

逆効果~~ということもあります。

裏を返すと、それくらい例え話がわかりやすいということです。

そういえば、この記事も例え話をちりばめていますよね。

どうでしょうか?

わかりやすいですか?

わかりやすく話せないことも多々ありますが・・

わかりやすく話せます、、と言いつつ

それができない場面も多いです。

まず、自分の知識や経験が浅い分野では

言葉が出てこずにしどろもどろになります。

相手の押し出しが強い時も、ちょっと引いてしまって言葉が出なくなります。

そういう記憶の方が強く残っていたので、

私は話が下手だと思っていたのですが、

コーチのおかげで、わかりやすく話せる自分の強みに気づきました。

この記事では、わかりやすく話すコツとして

すぐにできる3つのことをお伝えしました。

役に立てていただけると幸いです。

読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん