「Wonder」 by R.J.パラシオ〜偉大な人とは自分自身の魅力で多くの心を動かす力を持つ〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

この夏一番感動したのはこの本かもしれません!

「Wonder」 by R.J.パラシオ(ほるぷ出版)

昨年度の高学年の課題図書です。

いわゆる児童書です。

児童書だけに、素直にまっすぐに心にバスン!と届きました。

Wonderとは、

「驚異」「驚嘆」「驚き」「不思議」「奇観」「奇跡」

この本は次の1文から始まります。

〜自分がふつうの十歳の子じゃないって、わかってる。〜

なぜ、彼がふつうではないのか?

それは彼自身の「顔」に秘密がありました。

〜もしも、魔法のランプを見つけて、ひとつだけ願いをかなえてもらえるなら、

めだたないありきたりの顔になりたい。

外を歩くとき、じっと見られてさっと目をそらされないようになりたい。

思うんだけど、ぼくがふつうじゃないのは、

だれからもふつうだって思われてないからじゃないかな。〜

自分はふつうだと思っていても、

他の人の目から見た自分はふつうじゃない。

そんなこと思っている十歳の子は、

確かにふつうじゃないかもしれない。

彼の名前はオーガスト。

美しくて優しいお母さんと、ユーモアがあって優しいお父さんと、

綺麗で正義感のつよいお姉さんと犬のデージーと一緒に暮らしている。

27回の手術に耐えたことや、人々の好気の目さえなければ、確かにふつうなんだろうな,と思う。

私も自分自身をふつうだと思うけど、「ふつうじゃない」という人が多い。

「ふつう」ってなんだろうね?


そのオーガストが、初めて学校に通うことになった。

この物語は、その始めの1年間に起きた出来ごとを、

オーガストや彼を取り巻く少年少女の目から描いた物語。

ふつうの子でさえ、

学校で過ごす1年間には色々な出来ごとがある。

心が躍るハッピーな出来ごともあれば、

明日が来ないかもしれないって思うほどの悲しい,つらい出来ごともある。

もちろん、なんでもないふつうの日もある。

でも、心に残るのは、たいてい大変な思いをした日々の方だ。

それはなぜだろう?

私は教員を長いことやっているけど,

覚えているのは危機の方が多いかもしれない。

私の場合は、危機の度に、どうすればいいのか必死に考え、

ギリギリまで自分ができることをし、

文字通り身をすり減らしながら乗り越えてきたから。

そういう日々を過ごすと、

何でもない1日がとても平和で幸せに感じる。

オーガストが求める「ふつう」ってもしかしたらこういうことなのかもしれない。

ちょっと見た目が人と違うだけで、

この子は他の子とは違う、特別な子としてずっとずっと見られてきたのだから。

オーガストが欲しかったのは、

自分自身を「ふつう」に受け容れてくれる友だち。

でも、それすら彼には難しい。

陰で悪口を言われたり、仲間はずれにあったり、病原菌扱いされたりと、

まあ、現実の学校では「いじめ」っていわれる行為が

彼に対して行われることになる。
だけど、こう言ってくれる友だちだってできた。

多分、このサマーが彼にとっての初めての友だちじゃないかなあと私は思う。

〜オーガストはふつうの子。

今まで見たことのないほどおかしな外見はしてるけど、

でも、ふつうの子ども。〜

始めは、大変そうだなってかわいそうに思って声をかけたのに、

オーガストと一緒に過ごすうちに、彼のことが好きになる(ともだちとしてね)。

なんでこの子と友だちなんだろうって、

理屈ではない、理由を問われればいくらでも答えられるけど、

どうしてその子に友情を感じるのかは、説明できない。

ただ、一緒にいて心地よい。

イヤなところも気にならないし、自分のイヤな面も安心してさらけ出せる。
意地悪をしていた子たちも、だんだんとそれに気づいていく。

オーガストは、外見は「ふつう」じゃないけど、それ以外は「ふつう」の子なんだって。
でも、やっぱり、オーガストはふつうの子ではない。

彼は、「Wonder 」。

彼の周りの人達が、彼との関わりの中で、

自分自身の思いに気づき、人を思う気持ちを育てていくから。

この物語の語り部は、

オーガストの他に、

姉のヴィア、ヴィアの友だちのミランダ、ボーイフレンドのジャスティン、

サマーともう一人の友だちのジャック(紆余曲折はあったけど)。

彼らにも、1年間様々なことが起きるし、自分について色々なことを考える。

そして、オーガストとの関わりの中で、自分のことを見直していくんだ。

みな、自分の気持ちにまっすぐに向き合い、そしてそれを表現するようになる。

それこそが、オーガストの「Wonder」。

人の心の真実に気づかせ、その人の行動が変わっていくのだ。

ラストシーンはネタバレになるから書かないけれど、

本当に本当に心が熱くなる奇跡が起きる。

いや、奇跡と言ってはいけないね。

オーガストがやってのけたことだから。
この物語を読むと、ちょっと強くなれる気がする。

自分の困難をたいしたものじゃないって思える気がする。

だから、悩んでいる子どもたちにはぜひ読んで欲しい。

もちろん、悩んでる大人だって読んで欲しい。

「Wonder」 by R.J.パラシオ(ほるぷ出版)
なんか感想文(それもかなりへたくそな)みたいになってしまった。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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