こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
保護者からの相談、
子育ての悩みを聞くことも多いです。
子育てには悩みはつきもの、
と言いますが、
それは当然のことだと思います。
だって、親になって初めて
子育てを経験するのです。
今までの経験を役立てようとしても、
持っているのは、
自分が子どもの時どうだったかということだけ。
だけど、
我が子といえど、
自分とは違う人間で、
違う環境で育っているのだから、
自分の常識が通じないのも当然なのです。
それなのに、
うまくいかない・・・と悩みを抱えてしまいます。
子育て本を読んで、
そこに書かれていることを試したり、
人の経験を聞いて、それを生かそうとしたり。
そうして役に立つのは
おそらく一部です。
だって、子どもと親が違うのだから、
同じ結果が出るわけはないのです。
そのあげく、
あれこれやってみても
成果が出ない・・・。
どうしたらいいのかわからないのです、
と更に悩んでしまいがちです。
私が、保護者の相談に乗るときは、
「あなたは何に悩んでいるのか?」
ということを注意して聞いています。
子どもの話のはずだけど、
子どもよりも親自身の悩みを聞くのです。
その理由は上に書いた通り、
悩んでいるのは子どもではなく親だから。
その悩みを聞いた後に、
「お母さん、よくがんばっていますね。
お子さんは幸せですね。」
そう感じたことを伝えると、
ほとんどの方がホッとした表情になります。
だから、
親の悩みが解消すれば子育ての悩みも解消すると
いうことが私が伝えたいことです。
自分とは違う個に愛情を注ぎ、
成長への手助けをすることが子育てです。
我が子がどういう特性を持ち、
何を望み、
どう働きかければ自ら伸びていくのかは、
我が子から学ぶしかありません。
そうです、
子育てとは、
我が子から学びながら自分を育てていくことでもあるのです。
悩む必要はありません。
それでも悩むのが親なのだと思います。
そんな悩みを抱えた親の皆さんに、
「悩まなくてもいいんですよ。」
って伝え、
親も子ものびのびと育ち合えるよう、
支援をしていきたいと思っています。
読んでくださりありがとうございました。