こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
今日は3冊本を読むことに決めました。
1冊目は
「クレイジー・ジーニアス世界を変える天才は君の中にいる」
byランディ・ゲイジ(早川書房)
これも出会い
先週行った書店で思いっきり目を惹かれて、
パラパラと立ち読みして、
読みやすそうだなあと思い、
2回売り場を回った末に購入した本。
いつものように、レゾナンスリーディングで読みました。
私の課題は
「どうすれば抜け出せるのか?個としての自分を信じられるのか?」
最近、上向きだった気持ちがちょっとしたことで減速に転じたこともあり、
そんなテーマが本書のタイトルから出てきました。
最初に開いたページで目に飛び込んできた一文が
「知的怠惰に陥るな!」
うわ、やられた。その通りじゃん。
そして、次に目に飛び込んできた言葉が、
「サバティカル」
読み始めて5分で求めていたアドバイスを見つけてしまいました。
「そうだ!サバティカルをとろう!!」
「サバティカル」とは、何かを学んで成長するための期間のこと。
著者は、自分を成長させるための集中的な特訓として
独自の研修プログラムを組んだとして、
その事例をいくつか紹介しています。
ここを読んだ時に、ぱあっと視界が開けたように思いました。
何かに追われることなく、どん欲に学び体験したい。
その心の声と本が一本の線で繋がったようです。
恐るべしRR・・・
読むべき時に、読むべき本からのメッセージ、
いただけました。
本書は、著者がどん底の状態にあった時に書いた本ということ。
それは、困難に面している時こそ
より大きく飛躍するための創造力を発揮できることを
体現しているとも言えます。
第1部は現状分析。
間違った前提や、ネガティブな「ミーム」や「群れの思考」が作用し、
人の意識を凡庸さへと導いてしまうことを説いています。
*「自らの理性と常識」を説いたブッダの言葉から、
日頃信じて疑わない事実と思っている考えが、
自分の創造性の障害になることに気づかされました。
第2部は未来に直面する大変動。
今後10年以内に私たちが直面するであろう大変動について
書いてあります。
そして、その難題こそが新たな機会であることも
示唆しています。
*個人的には、教育への示唆が興味深かったです。
改革と言いつつ、実態は300年前と同じでしょって
先人から言われそうです。
重要なのは「学びとは?」を追求した先にあると感じました。
第3部は思考を刺激するアイデア
多くのアイデアが書かれていて、
興味を惹かれたところだけ読んでも役立つように書かれています。
*冒頭に呈した
「サバティカルをとろう」もここにありました。
もう1つ、印象に残ったのは、
「『シンプルの杖』を取り出そう」
スティーブ・ジョブズがミーティングで見せた行動、
たった一つの例だけでも、やはり、彼は偉大だなあと感じました。
リスクをさける、
管理職として仕事をする毎日、
このことを一番に要求されます。
学校は子どもの安全を最優先に考えます。
もちろん、それは大事です。
でも、行き過ぎた管理的思考は、
子どもたちを本来必要な学びから遠ざけてしまっているのでは?
という危惧を感じているのも事実です。
また、教頭という責務に囚われて
自分の考えや行動を狭めてしまっていることも事実です。
そういう中で、
「落ち着いてしまうのをやめよう」というメッセージも
心に刺さりました。
「どうすれば抜け出せるのか?個としての自分を信じられるのか?」
そのためには、
自分の中に「クレイジーな天才」を育てることも必要だと感じています。
夢中になれる、情熱を燃やせること、
今の自分にあるのでしょうか?
よくわからない以上、
おもしろそう!って思ったことを追っかけようと
思います。
今一番ひっかかるのが「サバティカル」です。
考えるとワクワクしてくるこの計画を実行することを
Aリストに追加します!
「抜け出したい」「変えたい」ことがある方、
本書を読むと何かヒントが得られると思います。
「クレイジー・ジーニアス世界を変える天才は君の中にいる」
byランディ・ゲイジ(早川書房)
読んでくださりありがとうございました。