こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」
の略称です。
SDGsについてさらりと・・・
国連が、2015年9月のサミットで採択したもので、
加盟国193ヶ国が2030年までに達成することを掲げた目標です。
17の目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
日本も加盟国の1つとして、この目標達成のため、
国を挙げて取り組むことが求められています。
行政や企業単位で実際に進められているものもあるのですが、
一般市民では、知らない方も多く、
今後どう認知を高めていくかも取り組みの1つだと思います。
このカードゲームは、目標や達成に向けた過程を参加者が体験することで、
個々の意識に働きかけ、
目標達成のための自分の行動を考えるきっかけになると感じました。
SDGsコーチングプログラムで体験したこと
私は、貧困を撲滅する聖者チームとして、
プロジェクトを実行しました。
私たちのゴールは、価値を集めることです。
プロジェクト実施には、時間とお金がかかります。
あらかじめ配られた、時間とお金を使ってプロジェクトを遂行するのですが、
限られたリソースで数値目標を達成することは困難です。
そのため、他の目的を持ったチームと交渉し、
ゴールを目指すことも重要です。
前半が終わった時点で、ファシリテーターが、全体の進捗状況を確認しました。
目標を達成したチームが半分、
そしてプロジェクト遂行状況は、
経済は発展しているものの環境は悪化、社会的価値もあがらず、
という結果になっていました。
後半開始から、
「このままじゃまずいんじゃない?」という空気が漂いました。
それを破った参加者の一言、
「まだ目標を達成していない人は!?」
そこからバラバラに行動していたチームが徐々に集まり、
相手が必要なものを得られるように交渉が進んでいきました。
私たちが欲しいのは価値、
だからお金も時間もいりません。
それらを放出し、代わりに
他のチームが集めた価値をいただきました。
そしてあっという間に目標達成、
その後は世界の状況をよくするために話し合い、
必要なプロジェクトを遂行していきました。
ゲーム終了時には、全チームが目標を達成し、
その上、世界の状況も改善され、
経済・環境・ 社会的価値がバランスよく発展する様子が描かれていました。
その後は、Points of You カードを使いながら、
気づきのシェアや自分のストーリー作りを行いました。
体験からの気づきとは?
知識では得られない、体験だからこそ気づいたことがありました。
①一人では成しえないことも、他者と力をあわせることで解決できる
ゲームの最初、なにをどうするか?
わからずおろおろしていました。
後半開始後、思いがけない声かけにより、参加者が次々と集まってきて、
最後は一つのチームとなりました。
リーダーシップをとる人、人と人を仲介する人、言われた通り素直に動く人・・・
色々な個性の持ち主が作ったチームは、全体目的達成のため、
あっという間にプロジェクトを次々と遂行していきました。
多様性があるチームの底力を感じました。
一人より、自分らしく他者とつながることが、目的達成のための近道だと感じました。
②まずは自己実現
みなが協力する体制ができ上がったのは、
個々に満足のゆく成果が現われてからでした。
はじめは、自分たちの目標達成だけがゴールでした。
でも、自分たちのゴールが見えた時に、
他人のゴールも気になり、全体のゴールも気になり、
そこからお互いに声をかけて進めることができるようになったのです。
どんなに素晴らしい目標でも、まずは自己実現なんだなと感じました。
つまり、他者への関心が低いということは自分が幸せでないから。
だからこそ、国民一人一人の幸せを高めることが、
全体の幸せ達成につながるんだなあと思いました。
③できることは無限にある
最後のストーリー作り、
3年後の自分を幸せにするカードは「視点」
ここから、視点を変えて考えたり行動したりできる自分になるのかな?
って思いました。
そして、2030年に自分を幸せにするカードは「なんでもできる」
うわ、わたし無限の可能性を手に入れるんだ!!
そう知ったら、
できることはたくさんあることに気がつきました。
ちっぽけな私の力でも、他者と協力し、
視点を変えてできることを探せば、なんだってできる!
それが私のストーリーとして目の前に表れた時、
とても幸せな気持ちになりました。
可能性を決めているのは自分自身、
だから、自分がその可能性を信じれば本当に無限の力が手に入る!
そう思ったら、未来にワクワクしました。
SDGsが掲げる理想、目標への道のりは遠いです。
達成困難と見られることも多いです。
でも、一人ひとりの人間が可能性を信じて挑戦するならば、
きっと、目標達成に至るのではないかと思いました。
先が見えない未来だけど、なんだか想像するのが楽しくなりました。
自分の可能性を信じてチャレンジする気持ちを持って未来に向かいたいです。
読んでくださりありがとうございました。
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