通知表を書くときに、基準と規準を意識することが大切です。
こんばんは
マナビツナグヒトのみこりんです。
研修では、
通知表の○✖どっち?クイズもやりました。
例えば、次に書いた文章は◯?✖?
どちらだと思いますか?
・評価は公平でなければいけないので、全員同じ評価でよい。
答えるまでもなく、✖とわかりますね。
でも正しい文言もあります。
「公平」というところです。
では、何が「公平」なのかというと、
評価の基準、規準です。
基準というのは、いわゆる物差しのようなもの。
何を基にして評価するかということです。
例えば、計算技能を評価するとしたら、
今学期は、
2ケタのかけ算の筆算と4ケタの引き算の技能について、
と決めます。
つまり、学習した内容が基準となってきます。
規準というのは、どの程度できたらという目安になるもの。
達成度や完成度の具合です。
例えば先の計算技能、
テストで90%以上がAとか、カードを10枚達成したらAとか、
と決めます。
このように、基準・規準はとても重要です。
基準・規準は誰にでも公平、
加えて評価の根拠は明確でなければ、
保護者にも児童にも受け容れられません。
実はこれは裏を返せば学習の目標にもなっているはずです。
評価者自身がこのめあてを持って
日頃から指導していくことが
評価以前に重要なのです。
固い話になってしまった・・・
読んでいただきありがとうございました。