こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。
今日は、辞校式でした。
これが私の最後のお務め。
子どもたちに、先生たちに、何を伝えるのか・・・。
辞校式では、
体育館のステージ上に並べられた椅子に座り、
高いところから全校生徒やいらしてくださった保護者に
一人ずつ挨拶をしていきます。
校長先生の紹介の言葉はとても温かく、
私ってそんなにいい人だったっけ?
とこそばゆい気持で聞いていました。
この場で何をいうのか?
ゴールが見えてきた今年に入って、
話す言葉は決めていました。
それは話したい言葉だったけれど、
聞いて伝わる言葉ではないかもしれないと気づき、
1年生から6年生の子どもたちが
聞いてわかる言葉を話そうと考え直しました。
やっぱり一番伝えたいことは感謝です。
そして、自分を信じてほしいということも。
結局、挨拶では、
子どもたちの素敵なところと、
がんばってほしいところと、
これから叶えたい夢について話しました。
自校の子どもたちの残念なところは、
「できない」「無理」を
簡単に言ってしまうところです。
だから、
「自分の力を信じてチャレンジしてほしい」
ということを伝えたかったのです。
そして最後に、
子どもたちがいたから、私が先生でいられたことへの感謝、
「大好きです、ありがとう」。
どのくらいの子どもたちに届いたかなあ?
夜は、送別会でした。
先生たちへは、
事前に「退職」を伝えていなかったため、
とても驚かれてしまいました。
「これからのことは、何も決まっていないのです。」
というとさらに驚かれてしまいました。
なので、
「退職」に至った思いやこれからのことを、
できるだけ正直に伝えました。
自己開示が苦手で、
職場ではあまり自分のプライベートについては
語ってきませんでした。
仕事ではどんなに親身になっても、
自分の領域にバリアを張っていました。
そんな私を信頼してくださる人たちがいました。
その人たちに感謝を伝えるには、
自分がなぜ、今「退職」を選んだのか、
「何を」したいと思っているのか、
それらをありのままに話すしかないと思いました。
私は、3年間勤務した自校が大好きです。
一緒に働いた職員の方たちのことも愛しています。
その気持ちも含め、
「無謀なチャレンジ」を選んだ経緯を話しました。
みなさんは、何度もうなずきながら聞いてくださいました。
私の最後のお務めは
「夢を語ること」だったんだなと思った1日でした。
「誰もが笑顔で夢を語れる社会にしたい」
そう思う私が「夢に向かって生きる」姿を見せることが、
教師としての最後の仕事だったんだと思います。
もう後戻りはできません。
「夢」に向かって前進するのみです。
読んでくださってありがとうございました。