最近印象に残った作品は?ときかれたら、迷わず「グレイテスト・ショーマン」と答えます。今まで出会った作品で最も印象に残っている作品は?と聞かれたら、「赤毛のアン」と答えます。一見何の共通点もなさそうですが、主人公を支える言葉に、共通点を見つけてしまいました。それは、『想像力』です。
こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。
最近、「現実」というものが気になっています。
「現実」は、そこに存在しているだけで、
人の解釈によって姿を変えます。
その変えたものに振り回されると生きづらさが発生します。
でも、解釈の使い方によっては、逆に生きる力となる場合があります。
それを、「赤毛のアン」のアンと、
「グレイテスト・ショーマン」のバーナムの生き方から考えました。
2人に共通する生きる力、
それは『想像力』だと思います。
アンの場合
アンは、幼い頃に両親を亡くし、
親戚に引き取られるものの、
愛情を得ることなく、孤児院で育つという経歴を持ちます。
ひとりぼっちで、何も持たないアンにとって、
唯一の友はガラスに映る自分の姿でした。
そして、自分が望む自分像をイメージし、
辛い環境を自分で好きなように彩ります。
これこそがアンの『想像力』の使い方でした。
『想像力』があったから、
アンは自分の現実にも適応できたのでしょうね。
初めてマシュウに会ったアンはこう言います。
「想像力がない人生は考えられない」。
バーナムの場合
貧しい仕立て屋の息子が、
ショービジネスで成功を収める
この映画のストーリーの中にも、
至るところに『想像力』が見られます。
少年時代のチャリティとの思い出、
子どもたちに夢を語るシーン、
サーカスを創造する過程は、
バーナムが発揮するイメージの力にワクワクしました。
彼は、自分が描いた世界を現実にし、
一番得たかったものを得るのです。
人生を切り開いたパイオニアにとっては、
まだ見ぬ世界を、見い出す力が必要だったのだと思います。
変えたのは現実ではなく自分自身
アンもバーナムも、
最終的には自分が望む人生を手に入れます。
しかし、それは現実を否定して作ったものではないと
私は思っています。
2人の現実の上に、夢見た世界があり、
それを作るべく、進化していったのだと思うのです。
2人にとっての『想像力』は、まさに生きるための力。
それを使って変えたのは現実を作る自分なんだと思います。
まとめ
現実を否定し、そこから逃げるのではなく、
現実を受け入れ、その上に望む世界を作ること。
そのことを2人に教えられたように思います。
『想像力』は、生きる力になるのです。