環境としての教師のあり方5-38

私は、教師は環境の一部だと思っています。環境としての教師について考えてみました。

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。

アメフトの試合での違反プレーに関して、

監督・コーチの態度への批判が高まっています。

それらからは、教育者としての態度に対する不信感が感じられました。

私は、教師は環境の一部だと思っています。

教頭時代は、子どもたちがのびのびと学べる学校とするために、

環境を整えることが重要な仕事でした。

環境には、物的環境と人的環境があります。

物的なものとしては、施設や設備、教材・教具などがあります。

安心、安全を確保することと、

学習の効果を上げることに留意して

環境整備をしてきました。

人的環境とは、子どもたちを取り巻く人のことです。

小学校には、担任の教員に加え、専科教員、養護教諭、

事務や給食を担当する方達、

そして非常勤で様々な学習サポートをする方達がいます。
(自治体の教育施策により差異はあります)

教師も、子どもを取り巻く学習環境の一部なのです。

私が考える、望ましい環境としての教師像について

以下に書いていきます。

環境としての教師に欲しいもの

1.包容力

公立の小学校には、様々な性質を持った子どもたちが通ってきます。

子ども本来の気質や特性もありますが、

背負っている家庭環境も大きく影響しています。

また、子どもはしょっちゅう間違いをおかします。

未熟だから当然のこと、

失敗を通じて様々なことを学ぶので、失敗するのが仕事みたいなもんです。

だから受け入れる器が小さかったり、

そもそも入り口が狭かったりすると、

多様な子どもたちをありのままに受け入れることはできません。

まずは、受け入れる包容力は欲しいものです。

つけ加えると、包容力が高い教師の学級の子どもたちは、温かい子が多いです。

教師の姿から、人を受容する姿勢を学ぶのでしょうね。

 

2.誠実さ

子どもはとても正直です。

そして基本的にまじめです。

だから、子どもにとって正義だと思うことを

平気で破る大人は、子どもは許すことはできません。

恥ずかしながら私のこと、

昔教え子に「先生は○○には厳しいよね。」と

言われたことがあります。

色々なタイプの子がいるので、

その子に合わせた対応をしていて、それが公平なことだと思っていたのですが、

子どもたちから見たら違ったようです。

ちゃんと説明して理解をしてもらい、

それ以来、誤解されないように気をつけるようにしました。

子どもは本当に教師のことをよく見ています。

3.好奇心・向上心

子どもは新しいことが好きです。

ちょっと難しいことでも、面白いと思えばどんどんチャレンジします。

子どものやる気に火をつけるのも、教師の役目です。

そして、教師自身がいつもワクワクしていたり、

もっと向上しようとしていたりすると、

それは子どもたちにも伝染していきます。

本が好きな先生の学級には、子どもに読ませたい本がたくさん置いてあります。

必然と子どもたちも読むようになります。

お笑いが好きな先生の学級では、お笑いが話題となります。

子どもたちも自然とお笑いに馴染み、よく笑うようになります。

これも昔の話、

私が失敗して誤った時に子どもから返ってきた言葉、

「先生が一生懸命なのわかっているから、気にしなくていいよ。」

でした。

がんばっている姿を見せることで、

子どもたちも自然に前向きに努力をするようになってくれるものです。

4.自分軸

「えー、前言ってることと違うよ!」

こういう声があがる学級は、

教師への信頼感が低かったように思います。

教師がブレることは、

子どもたちの不安と混乱を巻き起こします。

いつも、色々なことが変わると安心できないのです。

ちょっと変な先生でも、

そのポリシーが子どもたちを納得させられるものであれば、

受け入れられるものです。

その出会いから子どもたちは、

いろんな大人がいることを学びます。

まとめ

望ましい環境とは、

子どもが安心して自分を表現し、学ぶことを楽しめる環境

だと思います。

それを作るのが環境としての教師です。

さらにもう一つ。

子どもは、教師の鑑です

ずっと一緒にいるし、影響も大きいので、

自然に教師のカラーに染まることがよくあります。

だから、常に自戒は必要です。

自分の態度が子どもたちにどう影響しているか、

それを知るためには、子どもたちをよく見ることです。

今回の事件、選手が違反を犯した時点で、

指導者はそれを鑑として、

自分のあり方を反省し、責任を認めるべきだと思います。

教育に携わる者として、

今回の事件は他人の畑と見るのではなく、

自分自身のあり方を見直す機会にするといいと思います。

つまり、子どもの姿をよく見ることです。

そんなに難しいことじゃないです、

普通にがんばってる先生なら大丈夫!

読んでくださり、ありがとうございます😊

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この記事を書いた人

みこりん