こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
(この記事は、メルマガ仕様で書いています)
昨日読んだ本に書いてあったこと。
ビル・ゲイツがマイクロソフト社のCEOだった時、年に2回「Think weeks」という行事をしていたそうです。この間は外に出ず、誰にも会わず、ひたすらレポートを読み会社の将来とIT
業界の未来について熟考したそうです。この「知的でポジティブな引きこもりか」からは、革新的なアイディアや戦略が生まれたのだそうです。
これを読んで、単純な私は、「おひとりさま会議」と一緒!!
と、悦にいってしまいました。
私の会議からは世界を変えるようなアイディアは生まれませんが、一人になって内省する時間を設けることは、新しいことを始める時には有効なんだなあと思いました。
ちなみにこの本はレジリエンスについて書かれた本です。
レジリエンス(逆境を乗り越える力、困難に打ち勝つ力)が強い人には、次の3つの習慣があると書かれていました。
①ネガティブ連鎖をその日のうちに断ち切る習慣
②ストレス体験のたびに、レジリエンスマッスルを鍛える習慣
③ときおり立ち止まり、振り返りの時間を持つ習慣
先の「ポジティブな引きこもり」は、このうちの③に当たります。
逆境ではなくても、この「内省」の習慣があると、自分の感情や周囲の混乱に惑わされることなく、自分の心に沿った判断や行動ができるのだと思います。
どこかにひきこもらなくても、
「ちょっと待て」
「これでいいのか考えてみよう」
そういう時間を作れるかどうかが大切です。
・自分の部屋で一人になって考える時間を持つ。
・カフェで一人になって考える時間を持つ。
・散歩しながら頭の中を整理する時間を持つ。
遠くに行かなくたって、この習慣を持つことは簡単です。
ただ、「その時間を意識的にもつ」だけです。
いつでもどこでも一人になれる贅沢、自分だけのことを考える時間を持つことで、また一歩前に進む力が湧いてくると思います。お一人時間、とってみてはいかがでしょうか。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
読んだ本
「なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか?」
by久世浩司(SB Creative)