「夜を乗り越える」by又吉直樹〜まだ、あきらめなくていい〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

夜は魔物です。

ふと、心に闇が忍び込んでくるときがあります。

それは自分だけかと思ったらそうではない。

その夜を乗り越えられれば、世界は変わるのかも。

「夜を乗り越える」by又吉直樹(小学館新書)

今の自分にストンと落ちた言葉がありました。

「自信がない」「自分には無理!」

満月の夜に、急に「自己否定」に落ちてしまったことを昨日の記事で書きました。

目標に向けて行動できない自分の本音に気づいたのです。「自信がない」

これが全てです。

 

もともと私が描いている夢は、妄想にも近い現実離れしているものです。

だから、そんな簡単に叶うわけがないんです。

即効性のある手だてを持っていれば、実現するかもしれません。

でも、そんなもの持ってないです。

そして、それは私がダメだからではないんですよね。

まだ、そこまで自分が成長していないというだけなんです。

だって、妄想ですよ。現実離れですよ。

それができていないからと言って、自分にダメ出ししてたのです。

ここが、「夜の魔物」の怖さです。

「あんたには、無理。」

「あんた如きが、できるわけない。」

この声に負けてもう少しで夢を手放すところでした。

諦めない限り希望はまだある

一晩ぐっすり眠って、目が覚めた時に思いました。

「ちょっと落ち着こう。

それからも一度考えて、やめるかどうか決めればいいや。」

その後、この本を読みました。
その言葉は195ページにありました。

「その夜を乗り越えないと駄目なんです。」

太宰治は6月13日の夜、命を断ちます。

自著『東京百景』の九十九番目の文章に書きました。

その夜さえ乗り超えれば、僕は「ダウンタウンDX」でむちゃくちゃ笑いを取っているジジイの太宰や、

明石家さんまさんと番組で絡んでいる太宰が想像できるんです。

その夜を乗り越えられれば、翌日はもっと違う未来が待っている。

この文章を読んで、

自分否定に陥ってた心に光が差し込むような気がしました。

「自分否定」も「自信がない」も今の私の現実ならば、それはそれでいい。

その「夜」を乗り越えたら、今の自分とは違うものの見方や行動ができるようになるだろう。

そうしたら、妄想かもしれない現実離れした夢が現実に近づくかもしれない。

諦めない限り、まだ希望を持っていていいんだ。

又吉直樹という作家には、

全く関心はありませんでした。

でも、この本を読んだ後、この感性は面白いなと

興味が沸々と湧いています。

芸人の彼にはまだ興味はありませんが、

読み手であり作家である彼の感性をもっと知りたいと思うようになりました。

これも夜を乗り越えたからかもしれません。

今、私は、できない自分も自信がない自分も認めた上で、夢を見続けることを決めました。

又吉さんと太宰治とこの本のおかげです。
読んでくださりありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん