子どもの貧困対策に必要なものを、3つのキーワードから考えるその1〜子どもの貧困対策実践交流会2017

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

11月は、

「児童虐待防止月間」です。

みなさん、ご存知でしたか?

「子どもの貧困」の問題、

メディアでも取り上げられることが多くなり、

行政や民間の取り組みもメジャーになってきています。

でも、実際には困難な状況にいる子どもが減っているという

実感を持つことはできません。

その対策に何が必要なのか、先週参加したイベントからの学びを元に考えてみました。

★おせっかい

★学ぶ力

★資源をつなぐ

「子どもの貧困」対策実践交流会2017では、

3名の方からの実践報告がありました。

その方々の取り組みを元に考え、出てきたキーワードが上の3つです。

その1:おせっかい

NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク

事務局長天野敬子さんの報告では、

子ども食堂の取り組みから広がっていった、

様々な子どもを支える事例を知ることができました。

遊びサポートとしての、子どもの遊び場運営。

学びサポートとしての、子どもの学習支援。

暮らしサポートとしての、子ども食堂や、夜の居場所、宿泊支援等。

本当に、幅広い展開なのですが、

これらを縦につなげると、

子どもの乳幼児から社会人に至るまで、切れ目ない支援でつなげることを

めざしていることがわかります。

その活動の基にあるのが「おせっかい」なんだそうです。

地域の中で困っている人へのおせっかいを通してサポートする。

おせっかいをされた子どもは、おせっかいを返す大人に育っていく

どんなに立派なしくみでも、そこに心がなければ人は根付きません。

だからこその、「おせっかい」

これは大きなキーワードなのではないかと思うのです。

「おせっかい」をウザいと考える人もいるかもしれないけれど、

「おせっかい」されると意外と嬉しいんじゃないかなって思います。

「おせっかい」で支えること、誰にでもできることではないでしょうか。


その2、その3はこちらからお読みください。

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この記事を書いた人

みこりん