あいさつしよう!を学校で指導するとこうなった。32/100

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

勝間塾定例会の始まりに必ず言われるのが、

「あいさつは人間関係の基本です!」。

本当にそうだなあと思います。

自校の子どもたち、

あいさつがあまり上手ではありません。

地域の方からも苦情が来ることがあります。

*あいさつをしない。

*注意しても口答えするか無視をする。

再三、いろいろな先生が指導していますが、

またしてもお年始あいさつに伺った先で言われました。


本音を言うと、

「あいさつは対人関係におけるマナーであり、

家庭での躾で身につけること」

ではないかと考えています。

地域の方の苦情は、子どもたちよりも、

それができない家庭に向けられていると見ています。

しかし、

できない以上、学校でも指導をする必要があります。

「あいさつをしましょう」

とは、先にも書いた通り何度も指導をしています。

だから、それではない方法で

あいさつができるようにするにはどうすればいいか?

学校ではこう指導をしました

先生たちにお願いして、

各クラス5分程時間をいただき私から話をさせて

いただきました。
児童の発達段階によって話す内容を変えました。

1、2年生には、

挨拶をされるととても嬉しい気持ちになることや、

相手に対して好ましい気持ちになることを

ちょっと大げさに感情表現をしながら伝えました。

みんながノリノリになたところで決めゼリフ!

「みんなが使える魔法が一つだけあるよ」

担任の先生にも一緒に乗っていただき、

嬉しい気分、幸せな気分を体感することで

あいさつへの意識を高めることに努めました。

5、6年生には、

「あいさつは人間関係の基本です。」

の言葉を借りました。

基本とはなんだろう?

子ども達に問いながら、

それなしでは始まらないもの、いつでも何時でも必要なものが

基本であることや、

加えて、人と人が出会い、人間関係を作るときには、

あいさつから始まるのだということに

気づかせていきました。

そして決めゼリフ!

「これは一生使える力です。」

だから今こそ、身につけてほしいのだと

事例を交えながら伝えました。
3、4年生はその中間なので、

3年生はノリノリ系を強めに、

4年生は基本系を強めに

伝えるようにしました。

まとめると・・・

低学年に指導するポイントは

①感情表現

②体感させる

③できていることを認める

中学年に指導するポイントは

①3年はやや低学年より、4年はやや高学年より

②具体な事実をもとに考えさせる

③行動につなげる

高学年に指導するポイントは

①ロジカルに

②身近な例を使い納得させる

③価値を押し付けない

ということになります。

全体に言えることとしては、

指導は1度に一つです。

なぜ決めゼリフがあるといいのか

話した内容は大体忘れてしまいます。

でも、記憶にへばりつくキーワードがあると、

そのエッセンスは残るのです。

あいさつ・・・と言われた時に、

そのキーワードからエッセンスである、

「人間関係の基本」を思い出すためのスイッチなのです。

今日から、あいさつが変わるのか?

というと、まあそれほど期待はできません。

なぜかというと、

これは基本だからです。

元々の土壌になかったものを

植え付けるのですから、

根付くまで時間はかかるでしょう。

しかし、できる子が増えていくことで、

全体が向上していくことを期待し、

教師は指導をすることが大切です。

それまで、私も笑顔であいさつをしていきます。

子どもたちとの関係づくりに

やっぱりあいさつは欠かせないのです。
読んでくださりありがとうございました

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この記事を書いた人

みこりん