教頭のお仕事〜若い教師に伝えたい授業のセオリー〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。

自校の若手教師との授業研究一本勝負。

前半が終了しました。

彼らと一緒に授業を作り、

その実践から気づいたことがありました。

私にとっては当たり前のことですが、

若い彼らにとっては

やってみてわかった授業のセオリーとでも言えることです。

1。時間配分が大事なわけ

指導案には、

導入部分で何分、展開部分で何分と

書かれてあっても、

その通りにいかないことが多い若い先生たち。

指導案では、

予測される児童の反応があり、

それをつないで授業の流れを構成しています。

だから、思ったような反応が出ないと

それが出るまで先に進めなくなってしまうのです。

また、児童がその活動にどのくらいの時間を必要とするか、

見立てる力もまだ弱いのでしょうね。

途中で立ち止まっても

なんで止まっているのか子どもたちにはわかりません。

そのうち、集中力ややる気が切れて、

だらだらと尻切れとんぼで終わってしまいがちです。

本当に必要な活動に時間をしっかりかけたいもの。

なので、

流れを作るときには、時間配分をしっかり計画し、

それを外さないように進めることが大切なのです。

私は「導入」「展開」「まとめ」の配分だけで

よいと思っています。

そこでやりたいことを絞り、テンポよく進めていくといいのです。

2。授業には鉄板がある

授業の鉄板とは、「規律」と「型」です。

これは、なんの授業でも変わらず使えるものです。

逆に、これがブレブレだと、

肝心な学習という活動に子ども達が集中することが

できません。

授業の反省で、

「私語が多かった」と言った教師がいました。

けじめをつけること、

今やることに集中できるようにすること、

それを授業を通じて身につけさせることも授業力なのです。

3。子どもの発言に関心を持って聴く

先にも書きましたが、

自分の意に沿わない発言が出た時、

必死にそうでない意見を引き出そうとしがちです。

もちろんトンチンカンなことを言う子もいるので、

授業がねらいとは違う方向に流れないように

修正が必要なのも事実です。

でも、私は子どもの意見は全て受け入れたいと思うのです。

そう言うときに使える魔法の言葉が、

「どうしてそう思った(考えた)の?」

これは、子どもの意見に関心を持っていることをも

表していると思います。

この問いの答えから、

子どもの思考の背景が見えるのです。

勘違いしていれば、

「質問を〜て捉えたんだね。・・・てことについてはどう考える?」

と問い直すことができます。

また、言葉足らずな時には、

「〜と言うことなのかな」とリフレーミングすることもできます。

そうして、全ての意見を受け入れつつ、

授業を軌道に乗せていくのです。

絶対にしてはいけないのは、

「子どもの意見を否定する、あるいは無視すること」

全ての考えを受け入れるために必要なのが、

子どもの考えに関心を持って聴くと言う姿勢なのです。

 

若い教師のおかげで、

私も本当に勉強になっています。

教えることが学びの最高手段を実感する日々です。

読んでくださりありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん