こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
若い教師を育てることはどの学校でも課題と
なっていると思います。
私が初めて、初任者と組んだ時、
常に言い続けたことが3つありました。
様々なことがありましたが、
この3つに戻って話をすると、
ほぼ納得の結論を導けることができました。
意外と役に立つことかも…と思うので、
そのことについて書こうと思います。
1:ねらいは何にあるの?
授業でも生徒指導でも活動計画でも、
そこにはねらいが必要です。
活動に焦点を向けすぎて、
手段がいつの間にか目的化しちゃう…。
何のためにやっているのかわからなくなったり、
目的とはかけ離れた結果に唖然としたり、
そんなことにならないためにも、
よくこの言葉を話しかけていました。
「ねらいはなに?」
2:子どもの声を聴け
子どもの声には、真実が詰まっています。
発想、気づき、省察、悲鳴。。。
その時々で色々な声を発します。
その声に注意深く耳を傾け、
返していくことで、
子どもの学びや成長、救いにつながる
コミュニケーションができると思うのです。
逆に、声を聴いてくれない人には、
口を閉ざしてしまうことがあります。
相手が聞きたい言葉で本心を隠してしまうことも
あります。
まず聴こう!そこから関係が生まれます。
3:けじめをつけろ
時間、言葉、振る舞い等々、
今がどういう時か、どういう場面かを考え、
適切に判断し行動する力をつけさせることも
必要です。
それをどうやって学ぶのか?
教師の姿から学ぶことが多いのです。
最近、教師の不祥事が問題になっていますが、
不適切な言動を見せられる子どもにとって、
学べることはありません。
反面教師とは言いますが、
悪影響を及ぼす方が大きいです。
不祥事じゃなきゃいいというのではなく、
子どもの前に立つ1人の大人として、
どういう振る舞いをすべきかを考えつつ、
子どもたちの判断力を育てていきたいものです。
若手に伝えたことですが、
今の私にも生きている原則です。
時々、自分の姿を俯瞰して、
この3つができているかを反省しています。
私でも、あちゃー!ということがあるので、
即完璧は無理でしょうが、
心のどこかに留め置いて、
参考になれば幸いです。
読んでくださり、ありがとうございました♬