見えない貧困〜NHKスペシャルを視て考えたこと〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

2月12日(日)放送のNHKスペシャルは、

「見えない貧困〜未来を奪われる子ども達〜」でした。

相対的貧困率によると、6人に1人の児童が貧困であると

言われています。

その状況について、実態ルポや大規模な調査の分析から

「見えない」と言われる貧困を可視化し、

その対策を考えると言う内容でした。

50分の番組なので、総ざらいといった感を受けましたが、

貧困について研究している宮本みちこさん、湯澤直美さんら

コメンテーターも適切に言葉を挟み、

貧困について知識がない方にもわかりやすい番組だったと感じました。

 

特に印象に残ったのは、剥奪指標による分析です。

なぜ貧困が見えないのかというと、

目に見える道具等の物質的な粉飾や周囲に隠そうとする行動に

その原因があるようです。

スマホや自転車など贅沢品?と思える物を所有しているので、

貧困の状況にあるとは考えづらいと思われがちなのだそうです。

調査では、物の所有(経験)の有無を問うています。

そこから3種類の剥奪を子ども達が受けているという

結果が説明されました。

一つは、物質的剥奪
これは、新しい衣服や部活動に使う道具など。
生活のためになくてはならない物はあるものの、
欲しいと思う物には手が届かないと言う現実がありました。

二つめは、つながりの剥奪
貧困家庭のほとんどが、親が働いているため、
ほとんど家にいないと言う状況があるそうです。
特に、母子家庭の場合はダブルワークをする人も
少なくなく、事例で出てきた家庭では、
夕方ご飯を食べさせたら夜も仕事に行く、という日々。
子ども達と親がじっくり触れ合える時間がないということでした。

三つめは、教育・経験の剥奪
塾や習い事に行く余裕がない、
旅行や文化的な催しにいく余裕がない、
そういうことから子どもが学習や社会への
接点が薄いと言うことがうかがえます。
更に言うと、高等教育を受けるためのお金も不足していることから、
自分が望む進路とは違う進路を選択せざるを得ないことも
あるといいます。

見えない貧困は、

当事者以外には大きな問題ではないように見えますが、

将来的な社会的リスクにもつながる、

実は重大な社会問題なのです。

この解決に関しては、

まだ時間がかかると思いますが、

国が本腰を入れて取り組むべき問題でもあります。

1人の市民としては、

関心を持ち、正しい知識を得て個人としてできることを

考えていきたいと思っています。

また、教育は貧困の連鎖を断ち切る手段の一つとして

重要だとも思うので、

学校からのアプローチも考えたいと思っています。


読んでくださりありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん