セカンドキャリア、始める前に気になるのが、
どんな資格を取っておけば、うまく進むのかってこと。
でも資格って本当に必要なのでしょうか?
セカンドキャリアに役立つ資格を調べてみた
セカンドキャリアに踏み出したいけどちょっと心配、って時、
資格があった方が有利なんじゃないかしら?
と考える方多いと思います。
特に4~50代の方はそうなんじゃないかな。
と言うのも、そんな我らの世代は、
学歴・資格が就職には有利でしたからね。
それがないと、通りたい道も通れない的なイメージがあります。
私の場合は、詳しくは後述しますが、
資格といえる資格はとっていません。
でも、どんな資格があるのか気になったので、
50代のセカンドキャリアに役立つという資格を調べてみました。
念のため付け加えますと、私は教員経験は長く官庁直轄の法人への出向もありますが、
企業への就職や転職経験はありません。
これから、セカンドキャリアを始めるアラフィフ女性としての視点で
調べたものです。
1:経験を活かして転職・再就職するのに有利な資格
まず、転職・再就職となると、資格の前にそれまでの経験や職歴を見ることが多いようです。
ですから、今まで使っていた資格や、さらにキャリアアップするために必要な資格であれば
とっておくといいようですが、資格だけをとって即転職・再就職というのは
難しそうですね。
転職サイトをのぞいてみても、応募資格の中にあるのは、
~~に関する経験、という文字が多いです。
自分の前職での経験を活かし、それを補填する意味での資格をとると
いいようです。
2:起業・独立に有利な資格
就職をしないで、独立したいという方もいらっしゃいますね。
そういう場合に有利な資格はあるのかというと、
何をするのかということがまず重要だそうです。
当然ですよね。
例えば、カフェを開店するならば、それに必要な資格として、
「食品衛生責任者」が必須だそうです。
カフェの大きさや業務内容により、
「防火管理者」「調理師」があるとよいようです。
でもカフェを開店しなければ、これらは必要ありませんよね。
自分が、どんな職種で起業するのか、独立するのかという方針を持ち、
それに必要な資格を取ることになります。
なので、何も決まっていなければ当然資格は必要ありません。
ちなみにですね、
就職にも独立にも汎用性が高いと言われているのが、
「中小企業診断士」「キャリアカウンセラー」「ファイナンシャルプランナー」「簿記」などだそうです。
また、プログラミングやITに関する資格も、
今の時代は持っておくといいかもしれないですね。
つまりは、「何」をするかによって必要な資格があるということです。
3:シニア向けに人気の資格
最後に、シニア向けに人気の資格というのもあるようです。
これは、シニアでも求人があるというのが前提でしょうね。
例えば、「介護福祉士」や「介護支援専門員(ケアマネージャー)」など、
福祉の現場ではニーズが高い資格です。
「あんま・マッサージ指圧師」や「マンション管理士」なども
年齢を問わず人気がある資格だそうです。
ちょっと目線を変えると、
「保育士」を取る方もいらっしゃいますね。
子育て支援として、お子さんを預かったり子育てをサポートしたりする
仕事も増えていますから、お子さんが好きな方には
いい資格だと思います。
つまりは、これも「何」をしたいかによりますが、
シニアが採用されやすい、また働きやすい職という視点から
取るといい資格だと思います。
以上、調べたことをまとめましたが、
「何」が決まっている方はそれをキーワードに、
取得方法や費用など調べてみてくださいね。
セカンドキャリアに資格は必要か?50代で独立した私の場合
では次に、私の場合をお伝えします。
私は、前職を辞める際に、何をするかは全く考えていませんでした。
教員でしたので、副業もしておらず、資格試験の勉強をする余裕もありませんでした
(はい、これはいいわけです)。
自分の中では、辞めてゼロの状態から考えようと思っていたのです。
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先に申し上げますと、
やはり辞める前に、何かしら決めておくことや、
副業をして収入の道を作っておくことをお勧めします。
ゼロから、、というのは面白いけど大変です。
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私は、勉強をしたかったので、すぐには仕事をせず、
複数の講座を受けていました。
学んだのは、
・コーチング講座
・ビリーフリセットカウンセリング講座
・レゾナンスファシリテーター講座
・ブログブランディング講座
・ライフデザイン講座
・ユメカキファシリテーター講座
などです。
全て民間の講座で、専門学校や国家資格ではない講座です。
長いもので1年間、短いものでも半年ほどかけています。
時間だけでなく、お金も相当かかっています。
資格を取ろう、というよりも学んで役立てばいいな、
という気持ちで学んでいました。
結果として、講座終了後は、
いくつか資格も得られました。
私はこれらの学びから、資格以上の価値を感じています。
例えば、
*現在、コーチとして活動しているのは、コーチング、カウンセリングでの学びが役に立っています。
*講座や読書会を行うにあたっては、レゾナンスファシリテーターが役に立っています。
*自分を深掘りして、やりたいことを探すために、ビリーフリセットカウンセリング、ライフデザインを学んだことが役に立っています。
*新しい自分発信としてブログブランディングの学びも役に立っています。
*時々学校からの依頼でキャリア教育の授業を行うのは、ユメカキファシリテーターになったからです。
そして、30年間の学校教員としての経験は、それら全てにおいてなんらかの形で関わっているのです。
つまり、今までの経験や自分の関心、想いなどを縦横斜めにつなげていくことで、
セカンドキャリアの道が開けてきたのです。
だから資格があることが大事なのではなくて、
学んだことやそこでの人とのつながり、
そして経験が保証してくれる自分の知識や技術が、
無形資産として働いてくれていることを感じています。
私の場合は、好きなことややりたいことを仕事にして
自由に豊かに生きていくことが目的なので、
キャリアアップとか、大金持ちになるとか、
そういう願いがある方の参考にはならないと思います。
自分らしい生き方と働き方をマッチさせたセカンドキャリア、
私はそれをめざして、まだまだ歩み続けていくつもりです。
まとめ
・セカンドキャリアに資格は絶対に必要なものではない
・セカンドキャリアで「何」をするかによって、資格が必要になることがある
・自分の今までの経験の中にある「何」を補填する資格があると良い
・資格をとることは、資格を得る以上の価値をもたらすこともある
読んでくださり、ありがとうございました。
*セカンドキャリアの相談もコーチングを活用できます。お気軽にご相談くださいね。