こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
地域イベントのまんが教室で大変お世話になった
松田純先生の
「一瞬で心をつかむ 伝わるイラスト思考」
by松田純 (アスカ)
この本がとても気に入っています。
松田先生が教えてくださる
イラストの描き方はもちろん、
その活用の仕方から心の整えかた、自分らしさとの出会いまで、
書かれている内容ぎっしりの本なのです。
1人のビジネスマンのまんがストーリーを追っていくだけでも、
必要なことがすーっと頭に入ってくるので、
まさに「伝わる」を実感できる本だと思います。
「なんでこんなにわかりやすいんだろう?」って思えたら、
文章の方も読むとさらにそのすごさに納得できます。
抽象的な概念も、イラストに置き換えることでイメージしやすくなります。
『思考の見える化』と言えると思います。
そして、それを自分のツールとして活用できるためのポイントも書かれています。
中でも好きなところは「感情」をイラストで表現するところです。
「感情」の変化をつなげると、ストーリーを描くことができるし。
同僚やお客様の気持を見える化することもできますね・・・!!
と主人公が気づく場面があります。
私も試しに
主人公の表情をいくつか抜き出してつなげてみました。
なんとなくストーリーが予測できませんか?
感情を描くことでその内に込められた気持に気づき、
そこから共感が生まれます。
「見える化」が心を動かす秘密はここにあるのではないかなと
思います。
また、私はこのイラスト思考を
ぜひこれを学校現場で使いたいと思っています。
その理由は、
⑴子ども達の意欲付けになる
⑵抽象的なことも具体にイメージできるのでわかりやすい
⑶発想が広がる
ことにあります。
この3つは、本書に出てくるビジネスマンのストーリーとも重なります。
特に⑶の発想を広げること。
これは、既存の枠の中でいくら考えても出てこないことを、
枠を取っ払って考えることで、より目的にあった発想を可能にするということになると思います。
本書では、「禅エクササイズ」と「コンシャスフィア」にそのポイントが明かされています。
前述のまんがストーリーの後半、
読んでて涙があふれて北場面がありました。
それは、まさにこの「コンシャスフィア」に関係しています。
自らの使命や大事にしたい価値に気づくことで、
自分を縛っていた思考の枠を突破できると考えられるのです。
子どもも含め、私たちは本来持っている自分を押し隠しながら
社会に適応することを余儀なくされているように思います。
だからこそ、その縛りを取っ払い、素の自分に気づくためのツールはとても貴重で、
上手く活用することで自分本来の夢をかなえることができたら素敵だなあと思うのです。
仕事の成果を上げるため、自分自身の夢をかなえるためなど、
自分の目的に沿って様々な活用の仕方が
考えられそうです。
一見簡単だけど、ずんと心の奥底に訴えてくる、
とても心強いツールではないでしょうか。
ぜひ、多くの方にも読んでいただき、
自分の夢をかなえることにつながるといいなあと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。