こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
勤務校、近隣校共に、家庭訪問の季節がやってきました。
先日、銀行で母親と思しき女性が、
「これから家庭訪問で先生が来るから、大掃除しなきゃ」
と話しているのを耳にしました。
家庭には家庭のご苦労がありそう・・・。
それだけに、たった10分程度とはいえ、
賢く活用しない手はありません!
私が残念に思う目的が、
「先生に良い印象を与える」ことです。
自校の若手教師に、家庭訪問の3原則として言っていることは、
1.時間を守る
2.まず褒める
3.話すのは3:聞くのが7(2:8でもいいくらい)
です。
教師にとっての目的は、
「信頼関係の基盤を作る」です。
小学校は担任制なので、保護者との協力関係が
子どもの教育に大きな影響を与えます。
1年間、子どもを育てていく中で、
その子に合った指導法や関わり方をしていく上でも、
何かあった時に率直に相談していく上でも、
相手との関係がよければ全てスムーズに進めることができます。
関係が悪ければそうはいきません。
お互いに顔色をうかがいながら、地雷を避け、
無難な道を選ぶことにもなりかねません。
それでは子どものためにはならないです。
だからこその3原則です。
保護者としてはそれを逆手にとればいいのかなと思います。
1.時間を守る
2.知っておいて欲しい子どもの特徴を話す(セールスポイントをメモしておいてね)
3.先生の方針を聞く
ということでしょうか。。。
1年間のゴールを見通した時に、
保護者にとっても、教師にとっても
「この子が、こんなにも成長した、力を伸ばすことができた」
と思えるよう
「子ども成長プロジェクトのパートナー」
という関係を作るための10分間にしてほしいと思っています。
読んでくださりありがとうございました。