マナビツナグヒトのみこりんです。
このたびの熊本地震、
連日続く余震にニュースに胸が痛みます。
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
私は学校の管理職と言う立場上、
地域の防災会議にも出席し、
地域で災害が起きたときの対応などを話し合っています。
勤務校は避難所の指定がありますから、
いざという時は駆けつけて、
避難所開設に当たる役割も担っています。
とはいえ、
実際に地域の方に指示をし、
支援の段取りをつけるのは地域の代表の方々です。
私が勤務する地域で言うと、
町会がこれに当たります。
つまり、地域の支援は地域の手で、
という原則があるのです。
でも、
自分の家のことになるとさっぱりです。
普段から地域付き合いは全くしていないので、
何かあったら被災難民になりかねません。
これを機に、地域についてよく知り、
関わりを作っていく必要があると思いました。
そこで読んでくださっているみなさんにうかがいます。
・お住まいの地域の避難所はどこにありますか?
・町会に加入していますか?
この2つは意外と大きいですよ。
?の方は、
お住まいの市区町村のホームページから
防災マップをダウンロードしておくことをおススメします。
避難所や給水所、危険地域もほぼ網羅していると
思います。
マップをもとに、避難計画をご家族で立ててはいかがでしょうか。
町会に加入していると、
その町会がどこの避難所を利用できるかも
知ることができます。
場合によっては加入していない方は、
満杯のためお断り...ということにもなりかねません。
町会って結構力を持っているのです。
お子さんを学校に通わせている保護者の方、
・災害のときのお子さんの引き渡しについても訓練されていますか?
勤務校がある市は進度5強で、
授業を中止し引き渡し体制に移ることになっています。
おそらくどこでも同じような基準と思います。
この場合も、
引き渡す人が決まっていて、
その人が来るまでは学校でお預かりということに
なっています。
間違っても電話で確認などしてはいけません。
非常時に、自分の子のことで電話されたら、
学校は大混乱です。
だからこそ、
ルールに則って冷静に行動することが求められます。
そのための訓練なのです。
災害に対しては、
まずは自分の身を守ること、
それから家族、周りの人の身を守ること、
と続いていきます。
自分を守れなければ誰をも守ることができません。
支援の仕組みは現在はほとんどが
行政が整えているはずですから、
行政が出しているお知らせをしっかり読んでおきましょう。
災害から身を守るためには、
まず地域の仕組みをよく知ること。
私も家族としっかり確認しておこうと思います。
読んでいただきありがとうございました。