マナビツナグヒトのみこりんです。
学校に寄せられる苦情電話、
その中に子どもの遊び方に関することがあります。
「道路でボール遊びが危ない。」
「大声で叫んでいるのがうるさい。」
「人の敷地に入ってくるからなんとかしてくれ。」
「公園にゴミを捨てていくからもう公園で遊ばせないで。」
「自転車の乗り方、停め方が悪くて迷惑。」
その度に教師が出動します。
そして、子ども達と話をします。
話をするとある程度はわかり行動を改めます。
遊び方が気になるなら注意してくれればいい、
でも、
「何をされるかわからないから・・・」と
電話する方はおっしゃいます。
子どもからすると、
「注意されないんだからこのくらいはやってもいいんだ」と
思ってしまう時もあります。
「悪い」と思いながらその行為を見過ごし、
学校にその指導を求めるのってどうなのでしょう。
だって、地域の子どもじゃないですか。
昔は自分だって子どもだったじゃないですか。
遊び方を注意した後に子ども達がなんと言うか
知っていますか?
「でも、遊ぶところがないんですよ・・・。」
「ボールで遊びたくてもどこで遊んでもダメと言われるんです・・・。」
この子たちの声に真剣に耳を傾けてくれる大人、
悪いことは悪いよと諭してくれる大人、
そういう大人が地域にたくさんいれば、
子ども達も遊ぶのに肩身が狭い思いをしないと
思うのです。
子どもは遊びを通して人間関係を学びます。
地域での関わりを通して、
社会での振る舞いを学びます。
それでも遊ぶ子どもが悪いのでしょうか。。。
読んでいただきありがとうございました。