こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
こどもたちに
きちんと伝えているはずなのに、
全く伝わっていなかった。
こどもに関わっている人なら、
そういう経験があると思います。
言ったのになんで聞いていないんだろう?
と、こどもたちのせいにして
「人の話をきちんと聞きなさい」
「1回言ったんだからもう言いません」
と責めてしまうこともありがちです。
私も覚えがあります。
でも、伝わらないのは自分のせいかも?
そう考えると、こどもの見方はガラリと変わるのです。
先日、
習字道具と書き初め用の筆を持ってくるように
と話したところ、
何人ものこどもから、
あれこれと細かい質問がありました。
「こんな簡単な指示、なんでわからないの?」
そう思ってイラッとしました。
質問が中々途切れないので、
「先生の指示がわからない人」
と訊ねたら、
ほとんど全員が手をあげました。
そして始めて気づきました。
「この言い方では、伝わらないんだ。。。」
こどもたちは、
真剣に話を聞いていました。
だから話した言葉はわかっていました。
わからなかったのは、
私の指示の意図でした。
彼等にとって、
書き初め用の筆と書き初め用の他の道具はセットなのでした。
だから、
筆だけ書き初め用で、あとは普通の習字道具
という意味がわからなかったのです。
そこで、次の時間の学習予定を
一緒に伝えたところ、
やっと理解してくれました。
繰り返しますが、
こどもたちは一生懸命話を聞いていたからこそ、
指示の意図がわからず、
伝わらないという結果を招いたのです。
問題はこどもたちではなく、
私の伝え方でした。
その言い方じゃ伝わらない、
こどもたち目線の伝え方が大事なことを
こどもたちに学びました。
読んでくださり、ありがとうございました。
#こども10